3日目 さよならエンジェルフォール

この日もやはり4時半に起床し、写真撮影。朝日に照らされるエンジェルフォールを撮りたくて。
しかしこの日は、昨日8時間かけて来た道をわずか3時間で帰らなければならない、超タイトスケジュール。確かに今日は下りだから、昨日とは違い、水流に乗ってスピードも出るんだろう。滝壺でのスイミングや川辺でランチなんてこともない。それでも、本当に大丈夫なのか?
いずれにしても、あまりゆっくり写真を撮る時間もなく、宿に帰り、朝食をとって出発。

あれほど恋い焦がれ、あれほど時間をかけて、ついに訪れたエンジェルフォール。しかし、そこに滞在できる時間は、睡眠時間を含めても半日程度。せめてあと半日、エンジェルフォールを前に絵を描いたり物思いにふけったりする時間が欲しかったな。
まぁ普通の旅行客にとっては、エンジェルフォール自体、一目拝めれば十分なもので、何時間も眺めるようなものではないのかもしれない。未練たらしく長居しないで、ぱっと来てぱっと帰る、それが最良のプラン。現地のツアー会社の良心的な判断の結果だろうと信じることにする。

それにしても天気がいい。ロライマに続いてエンジェルフォールも、帰る時に限って雲ひとつない。ずっと雨だったわけではないのだから、不運とも言えないけれど、やっぱり後ろ髪引かれてしまう。いや、引いてるんだろう、ロライマが、エンジェルフォールが。だとすれば、また来ることもあるかもしれない。

360度フルハイビジョンDVDでも見てるような絶景(なんと安っぽい表現!)の中、快調にボートは進む。一つ、また一つと通り過ぎていくテプイ(テーブルマウンテン)に別れを告げながら。ロライマもエンジェルフォールもすごかった。しかしこれだけ多くのテプイがあれば、まだ誰も知らないもっとすごい何かが、何処かに眠っているかもしれない。そんな風にちょっと思った。

ポサダに着いて、慌ただしく荷物の準備を済ませ、大急ぎで連絡先など交換し、別れの挨拶。こんなことなら、出会った時からサヨナラしとけば良かったか?なんて。
空港について、一人、また一人と飛行機に乗って飛び去っていく。言葉も通じないのに、良くしてくれたベネズエラのセニョール&セニョリータ。いや、言葉が通じないからこそ、分かり合えるのかも知れない。そんな風にちょっと思った。
自分達も自分達の飛行機に乗ってシウダーボリーバルの街に帰り、最後はニューヨークっ子のブランドンとお別れ。俺たちはバックパッカー、また何処かで会うかもね。

早朝のエンジェルフォール

早朝のエンジェルフォール

後ろ髪を引く、青い空をバックにそびえ立つエンジェルフォール。

後ろ髪を引く、青い空をバックにそびえ立つエンジェルフォール。さようなら。

シウダーボリバルの空港にて、エンジェルフォールを発見したエンジェルさんの飛行機を見つける。

シウダーボリバルの空港にて、エンジェルフォールを発見したエンジェルさんの飛行機を見つける。

 

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