3日目 タフムルコ登頂

タフムルコのベースキャンプ、約4000メートル。これで願いが叶わないはずがない、というくらいに流れ星が降る夜空。雪こそ降らないけれど、さすがに寒い。ダウンシュラフにダウンジャケットを着込んでようやく適温。
起床は4時過ぎ。主峰頂上より朝陽を拝むため、5時登山開始。
奥穂高山荘から奥穂高岳頂上の間の登山道を彷彿させる急峻なガレ場。落石しないよう慎重に一歩ずつ登ること約1時間、ついに頂上に到着。

ただただ、美しかった。

目下に広がる雲海。ところどころから突き出した峰々。時々噴煙をあげる火山。白み始める空。そして昇る朝陽。真っ赤に染る岩肌と、人々。

アスリートだけに許された聖域、なんて山ではないので、たくさんの人が来てる。土日だし、学生にとっては冬休みシーズンということもあって、特に多かったのかも知れない。家族連れや林間学校みたいなグループもいた。
不思議な感覚だった。今までなら、大自然の美しさを満喫したいときは、なるべく人の少ない場所を選び、混雑でもしようものならウンザリさえしていた。
しかし今回は違う。朝陽が昇ることを美しいと思う。それが世界共通の感覚だということ。自分もまたそのうちの一人。一体感というよりかは虚無感に近い、しかし不快なものでは全くない、何か突き抜けた感じだった。グァテマラ人から『日本人?!一緒に写真撮ってよ、初めてなんだ!』とスターあるいは珍獣扱いされるのも悪いものではない。

太陽が昇りきってから、火口をお鉢周りしてキャンプサイトに帰る。片付けして、朝食摂って、下山開始。ゆっくり休憩しながら歩いて登山口に帰ったのは11時ごろ。そこからまた延々バスを乗り継いで、シェラの街まで帰る。

総括して、『中米最高峰』という響きほど厳しい山ではなく、誰でも登れるレベル。今すぐまた登りたい!と思うほどの中毒性はないかな。もちろん『二度と登りたくない』なんてわけではないし、これからグァテマラに来るような機会がある人にはオススメ。
また、これまでにいくらか登山してたおかげか、4000メートルを超えても高山病にならなかった。自分たちにとっては、これが一番の収穫かな。日本では出来ないトレーニングなので、キリマンジャロに向けて良いステップとなった。

 

タフムルコ頂上。

タフムルコ頂上。

朝日の登る方向には、先日までいたアティトラン湖周辺の火山群が見える。

朝日の登る方向には、先日までいたアティトラン湖周辺の火山群が見える。

朝日を飛び越えて。

朝日を飛び越えて。

ガイドのルディー、そしてパーティーの皆と一緒に。良いガイド、素敵な大人のカップルと一緒で、とても楽しいパーティーでした。ありがとう!

ガイドのルディー、そしてパーティーの皆と一緒に。良いガイド、素敵な大人のカップルと一緒で、とても楽しいパーティーでした。ありがとう!

 

 

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