1日目 ベリーズ入国!

朝5時、フローレスのホステルを出発し、ベリーズへと向かうバスに乗り込む。ついにグアテマラともお別れ。

グアテマラでは、長く、しかも濃密な日々を過ごした。アンティグアで粋な都会生活を楽しみ、パナハッチェルで語学留学、アティトラン湖畔で先住民族の村を訪ね歩き、中米最高峰にも登って、最後にティカル遺跡。

途中、セムクシャンペイで『感動』とは何か自問自答する機会があったり、タイミングは別ながら世界一周婦人も俺もお腹を壊したり、イマイチな経験もあったけれど、それもまた旅の醍醐味。

グアテマラでの思い出を振り返りながら、バスに揺られること2時間半、ベリーズとの国境に到着。
国境をまたぐのは、いつも独特の緊張感がある。違法な物を持ち歩いているとかそういうことではないが、出入国で係員に変な因縁つけられたりするんじゃないか、税だとか手数料だとか言いつつ訳のわからないお金をせびられたりするんじゃないか、出入国で手こずってる間にバスが行ってしまったりするんじゃないか。そんな不安要素が諸々ある。
特にベリーズは、日本人観光客もビザが必要で、50ドルもの手数料がかかる。しかも場合によってはビザ発給までに何日も待たされる、なんて噂もあって、いつもに増して気持ちが重かった。

グアテマラでの出国手続きを済ませ、ベリーズの入国窓口に並ぶ。すると気さくな雰囲気の係員のおっちゃんが声をかけてくる。
『どこから来たの?』
『日本からなんです。まだビザ取ってないから、手続きの書類とかあるなら先に欲しいんですけど。』
『ビザ?もう要らないはずだけど?』
『え?まじで?!』
するとおっちゃんは窓口に確認してくれて、曰く、つい先週に条約だか内規だかが変わったらしく、日本人はビザも入国手数料も不要となったらしい。
どぅわ!なんてラッキー!婦人と俺、二人で歓声を上げてガッツポーズ!スムーズなバス移動も確約された上に、合計100ドルの節約!この数週間、二人して幾度もウンコを漏らしたおかげだろうか、またしてもツキが回ってきた!!

喜びと同時に緊張感もすっかりほぐれ、再びバスに乗り込むとぐっすり眠ってしまう。そして10時半にベリーズシティ到着、そのままウォータータクシーに乗り込んで、11時半キーカーカー到着。

ベリーズという国、キーカーカーという島、日本人には馴染みが薄い地名と思われる。
何が有名かと言えば、ブルーホールと呼ばれる、カリブ海にぽっかり空いた巨大な穴。隕石が衝突してできたと言われている。
そしてベリーズバリアリーフ。オーストラリアのグレートバリアリーフに次ぐ規模の珊瑚礁。
それら、何十メートル下まで見える透き通った青いカリブの海で、ダイビングやスノーケリングをするための、観光拠点となっているのがベリーズという国。カリブ海周辺では数少ない英語が公用語の国ということもあり、観光客が集まりやすいのだろう。
中でもキーカーカーという島は、周辺のリゾートよりも長閑で物価も安いらしく、バックパッカーには昔から有名なメッカ的場所。ただ、婦人と俺が訪れたのはクリスマスシーズン真っ只中だったからか、バックパッカーだけでなく多くの旅行者がキーカーカーに訪れ、長閑とは程遠い賑わいを見せていた。

婦人と俺は、まずは宿探し。インターネット上の事前情報では、もはや全く宿に空きがなく、庭でテントを張ってもいいというホステルしか見つからなかった。実際にそこに到着するまでは、安けりゃキャンプでもいいか、なんて思っていたけれど、いざそのホステルに行ってみると、まぁなかなかひどい。風呂もトイレも汚いし、共同スペースも散らかっている。さらにオーナー婦人も全くフレンドリーでなく、まるで魔女のよう。
そもそも環境的に、蚊も多ければ蒸し暑いこの島で、誰もがリゾート気分を満喫するこの島で、100ドルも節約したばかりの俺たちが、そこまで切り詰める必要があるんだろうか?これだけの観光地なのに、本当に全ての宿に空きはないんだろうか?ネットには情報を載せていない宿だってきっとあるはず!少なくとも、この不吉な魔女の館でキャンプしようなんて客は他には居ないだろうから、焦ってここに決める必要など全くない。

と思って海辺を歩くこと約5分。すぐに理想の宿が見つかる。
ラ・クバーナ。キューバ人が経営する、どうやらオープンしたばかりの新築ホステル。『スリープボックス』と銘打つだけあって部屋は極小。しかし二人で泊まれるプライベートルーム。ビーチ沿いで、船着場の目の前と立地も良し。ホットシャワー。貸しタオル無料。飲み水無料。キッチン使用可能。インターネット環境も快適。しかも朝食とウェルカムドリンク付き。
これだけの条件が揃って、さっきの魔女の館の庭でキャンプするのとそう変わらない値段。標準的なリゾートホテルに比べれば3分の1くらいだし、別に部屋で優雅にシャンパン飲みたいわけじゃない。自分たちにとっては最適の宿が見つかったと、即チェックイン。

ホテルから出て、歩いて数分の場所にあるレストランで昼食。無事にベリーズ入国を果たした祝賀も兼ねて、ラム酒のカクテルで乾杯。ああ、ラムってこんなに美味かったっけか?カリブ海サイコー!

その後、街を散策。スーパーマーケット、パン屋など巡る。アメリカからの旅行者も多いんだろう、スターバックスコーヒーもあった。婦人はニセモノじゃないかと疑っていたけれど。
何より、キーカーカーへ来た一番の目的はダイビング。値段とツアー内容を検討するため、ダイビングショップも数軒巡る。
ダイバーの憧れブルーホールは、初心者ダイバーが行ってもそんなに深くは潜れないし、色んな生物には出会えないという情報もあったし、値段も高いので断念する。代わりにターネフというエリアで3回ダイビング出来るツアーを選択。
おお、久しぶりのダイビング。コロンビアでスクール通ってライセンス取って以来、初めて。講師がマンツーマンで付き添ってくれるわけではないし、機材のセッティングや水中でのハンドサインもうろ覚え。大丈夫だろうか。
しかし、これまで陸上演習をこなしてきた新兵器『GoPro(カメラ)』が、ようやく実戦投入機会を得た。これは楽しみ。蒼く澄んだカリブ海の美しい水中を写真に収めることが出来る。どんな生物が待っているのだろうか?巨大なサメやエイ、ジュゴンやイルカやクジラと出会えたりして?

期待と少しの不安を胸に、就寝。

ベリーズ入国を無事に終えて、喜び抑え切れず、ピース!

ベリーズ入国を無事に終えて、喜び抑え切れず、ピース!

キーカーカーに到着。お久しぶりです、カリブ海!

キーカーカーに到着。お久しぶりです、カリブ海!

鯛のマヤスパイス風を頂く。日本ではピリ辛風味の鯛なんて食べたことがなかったけれど、これが意外な程美味!

鯛のマヤスパイス風を頂く。日本ではピリ辛風味の鯛なんて食べたことがなかったけれど、これが意外な程美味!

 

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4 thoughts on “1日目 ベリーズ入国!

  1. キーカーカー島でのダイビング!

    やっとライセンスを取った実力発揮できますね!

    素敵なカリブ海の海中撮影頑張ってねー♪
    体調にほんまに気を付けてね。。

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  2. ベリーズと聞いて、どこの町だろう?と思ったら、国名だとわかってびっくり。ほとんど日本では知られてないよね。でもカリブ海きれいね。
    ダイビング気をつけて、写真待ってます。

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    • そうなんです、グァテマラ(国)にグァテマラシティ(首都)、ベリーズ(国)にベリーズシティ(首都)、メキシコ(国)にメキシコシティ(首都)、分かりにくいんですよね、もうちょっと凝った名前をつけてくれれば💦

      ダイビングの写真アップしました!

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