1日目 ウシュマル遺跡

メリダに到着してから一晩を明かし、本日はウシュマル遺跡訪問。

世界一周婦人と俺は、これまで3つのマヤ遺跡を巡ってきた。

まずはホンジュラスのコパン遺跡。こじんまりとした遺跡ながら、クオリティの高い石造彫刻が秀逸で、存在感のある関脇といった感じの遺跡だった。

そしてグァテマラのティカル遺跡。広大な敷地に巨大なピラミッド。豊かな自然に囲まれて、文句無しに実力派の大関といった雰囲気。

次はメキシコのトゥルム遺跡。ピラミッドや石造彫刻といったマヤ遺跡としてのダイナミズムには欠けるものの、カリブの海に面した美しい景色は、他の遺跡にはない個性。さながら、敢闘賞より技能賞が多い小結といったところか。

そして、残すところ2つ、チチェンイツァとウシュマル。
ユカタン半島にあるマヤ遺跡の中で、規模や格式からして、チチェンイツァが東の横綱。ただしチチェンイツァは、観光客が過剰なほどだったり、遺跡保全のためにピラミッドに上れなかったりと、絶対王者たるが故の制約も多い。なので、観客からの人気という面では、努力と工夫を怠らない努力派といった雰囲気の西の横綱ウシュマルに軍配があがる。

ということで、7時半にウシュマル遺跡到着。張り切りすぎて、開園前に到着。

遺跡のエントランスを通り過ぎて、まず我々を出迎えてくれるのが、魔法使いのピラミッド。小人が一夜のうちに作り上げたという伝説が残っている。
何と言ってもこのピラミッドは形が特徴的。他の遺跡のピラミッドほ直線的で男らしいのに対し、こちらのピラミッドは小判のような楕円形をしていて実に優雅。ほかの遺跡のピラミッドとは一線を画す個性。
非公開ではあるものの、頂上部分の石室にはフレスコ画が描かれているらしい。ガイドブックにのっている写真はとても美しかったので、是非いつか公開して欲しいとおもう。
そして、尼僧院。現在は研究が進み宮殿だったと考えられている建物で、長い回廊状の建物が巨大な中庭を取り囲んでいる。雨神チャックをはじめとする石彫がいたるところに残っていて、素晴らしい景観。
尼僧院の南にあるのが球技場。古代マヤには、サッカーのようにボールを蹴って、バスケットボールのように高いところに設置された穴にそれを通すゲームがあった。ゲームといってもそれは神聖な儀式で、勝者には、神への捧げ物になるという栄誉ある死が与えられた。勝った者が殺されるなんて、今ではちょっと考えられないことだけれど、当時のマヤ文化ではごく自然なことだったんだろう。
で、その南にあるのが総督の館と呼ばれる建物。縦長の長方形で、イグアナがたくさん住んでいる。ここも、行政機関だったとは考えられているけれど、詳しい用途は分かっていないらしい。
あと見所があるのは、頂上に登って美しい景観を楽しめるグランピラミッド、亀のレリーフが可愛らしい亀の館、古代兵器の発着ドッグみたいな鳩の館。

コパンに負けない石彫、ティカルに劣らない規模、トゥルムに引けを取らない個性。西の横綱として文句無しの実力。素晴らしかった。

14時過ぎにメリダの街に帰ってきて、遅い昼食。ホステルの近くにある超人気メキシコ料理店。中途半端な時間にもかかわらず、入店待ちのお客さんの列。自分たちは幸運なことに15分ほどで席に着いた。
オーダーしたのは、バナナの葉っぱで蒸したチキンと、ターキーのスープ。どちらも伝統的なユカタン半島の料理らしく、独特のスパイスが使われていたけれど、美味しくいただくことが出来た。ドリトス的なチップスも、手作りのトルティーヤも美味しかったし、その割には価格も良心的で、並んででも食べたい理由がよくわかった。

ホステルに帰ると、早朝起床だったのと、満腹になりすぎてむしろ疲れてしまったのとで、丸太のように寝てしまった。

角が取れた曲線が優美な魔法使いのピラミッド。

楕円の形が優美な魔法使いのピラミッド。

尼

グランプラザから尼僧院を眺める。

プウク様式の彫刻が壁一面に刻まれています。

プウク様式の彫刻が壁一面に刻まれています。水不足に悩まされたのか、雨神チャックの彫刻が多数あります。

マヤアーチと呼ばれる鋭い三角形の屋根。マヤ時代の建築技術の高さが窺える。

マヤアーチと呼ばれる鋭い三角形の屋根。マヤ時代の建築技術の高さが窺えます。

メリダの行列の絶えないレストランにて食事。いつでも焼きたて熱々のトルティーヤが楽しめます。着ているのはユカタンの民族衣装。

メリダの行列の絶えないレストランにて食事。いつでも焼きたて熱々のトルティーヤが楽しめます。着ているのはユカタンの民族衣装。

メキシコ ユカタン半島の名物、ポリョピビル。

メキシコ ユカタン半島の名物、ポリョピビル。バナナの葉で蒸し上げたチキンはふっくらジューシー。

メリダでは毎晩のように無料にてショーが開催されている。この日は、古代マヤの球技の再現が行われた。火のついたボールをアイスホッケーのように打ち合う。

メリダでは毎晩のように無料にてショーが開催されています。この日は、古代マヤの球技の再現。火のついたボールをアイスホッケーのように打ち合います。迫力満点。

 

皆様明けましておめでとうございます。いつもブログを見ていただきありがとうございます。今年も愉快に仲良く安全に旅を続けていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします!

グランピラミッドよりウシュマル全景。

グランピラミッドよりウシュマル全景。

 

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s