4日目 エルタアレ

ベースキャンプを出発し、エルタアレ火山の火口を目指す世界一周婦人と俺。今回のトレッキングにも、ダロールの時と同様にソルジャーが帯同している。あと、火口付近で仮眠をとるためのマットレスや飲み水を積んだラクダも一頭。

道はほぼ平坦。自分たちが歩いた時は月明かりもあって、とても歩きやすかった。ただし、暑い。日が暮れてもなお、日本の真夏の日中のような暑さ。30分歩けば喉がカラカラになる。カラカラになって休憩し、水を飲んでも、歩き出したらまたすぐに喉が渇く。なるべく我慢して歩くようにするけれど、やっぱり30分で我慢の限界で水を飲む。そんなことを繰り返していると、次第にお腹がちゃぷちゃぷになってしまうのだけれど、それでもやっぱり喉はカラカラ。本当に暑い。
そんなこんなを2時間半ほど繰り返すと、ついに火口に到着。ぽっかり空いたその穴の中を恐る恐る覗き込めば、真っ赤なマグマが吹き出しては黒く固まり、固まったと思えばまた割れてそこから赤いマグマが吹き出して、を繰り返している。
…エグい。ダロールの時もそうだったけれど、美しいというよりもグロテスクといった方が適切な表現に思われる。なんと言うか、擦り傷がカサブタになったけれど、乾燥してひび割れて、その隙間から真っ赤な血や肉が見えている、という感じ。誰かが聞けば『キモチワルイ!』と不快に思うかもしれないけれど、グロテスクな感じの方が、より一層この地球の営みを生々しく表しているように思われる。
しばらく火口を観察し、そこから歩いて10分ほどのところにマットレスを敷いて仮眠。3時間ほどして、下山する前に再び火口を見に行ってから、下山開始。ベースキャンプ到着は、夜が明けた7時半頃。
パンケーキと目玉焼きを朝食にとって、ベースキャンプを出発。さすがに眠い。炎天下で立ち往生をくらった後に、むせかえる暑さの中3時間のトレッキング。3時間ほど仮眠して再び3時間のトレッキング。疲れていないはずがなく、ガタガタのオフロードを走る車内でグラングラン揺られながら寝る。
メケレの街に帰る前に、これまでに通ったのとは違う塩湖に立ち寄る。ここの塩湖のすぐ脇には、塩分のごくわずかな温泉が湧いているので、そこで体を洗いリフレッシュしてから帰るのだという。もう、車の後部座席に座ってるだけでものぼせ上がりそうなのに、熱い温泉なんて入ってられるか…と思っていたのだけれど、そこはやっぱり日本人。いざ入ってみればチョー気分スッキリ。熱かったけれど、本当に気持ちよかった。
しかも、昼食はその温泉の近くにある集落のレストランでとったのだけれど、その時出してくれたビールがキンキンに冷やされており、昇天級に美味。温泉と冷たいビール、最高。ここにはライバルツアー会社のエチオトラベルは来ないらしいので、やはり日本人ならばダナキル砂漠ツアーはマグマフローツアーズを利用すべき。利用してよかったと確信。
昼過ぎにメケレの街に到着。ホテルに入り、身を清める。時間的に見れば、ツアーはほとんど車に乗っていただけだけれど、ガタガタ道路で揺られまくりなので、かなり疲れた。
しばらく休んでから、マグマフローツアーズの事務所で出会ったカンタくんハルちゃんカップルと夕食。彼らはこれからダナキルへ行くので、自分たちのツアーがどうだったか情報提供。逆に彼らはこれまでアジア、ヨーロッパ、近くではエジプトなど旅してきていたということで、その辺の情報を教えてもらう。
エルタアレ火山。穴まで3m、穴の淵からマグマまでは僅か7m程の近距離でマグマを観察する。赤外線で顔が熱くほてる。

エルタアレ火山。穴まで3m、穴の淵からマグマまでは僅か7m程の近距離でマグマを観察。赤外線で顔が熱くほてります。

驚きなのが、フェンスもロープも何も遮るものが無いということ。禁止されているのは、この近くでお酒を飲むことくらい(落っこちないように、というのがその理由)他に観光客もおらず、私達二人とガードマン三人でマグマを眺めます。

驚きなのが、フェンスもロープも何も遮るものが無いということ。禁止されているのは、この近くでお酒を飲むことくらい(落っこちないように、というのがその理由)他に観光客もおらず、私達二人とガードマン三人でマグマを眺めます。

どろりとしたマグマは、色を赤からオレンジへと変化させながら、モッタリと波打ち、跳ねます。光るオレンジの海。

どろりとしたマグマは、色を赤からオレンジへと変化させながら、モッタリと波打ち、跳ねます。

たまに起こる爆発、花火のようにマグマが飛び散ります。危ないので穴から遠ざかる一同。

爆発、花火のようにマグマが飛び散ります。危ないので穴から遠ざかる一同。

暗闇に飛沫をあげて、光か飛び散ります。

暗闇に飛沫をあげて、光が飛び散ります。

マグマが広がって、冷えて黒くなっていく姿はまるで波のよう。

マグマが広がって、冷えて黒くなっていく姿はまるで波のよう。光るオレンジ色の海。

早朝4時頃下山。

早朝4時頃、暑くなる朝日の昇る前に下山。

ホットケーキの朝ごはん。

ホットケーキの朝ごはん。

その横にある温泉は川温泉でお湯も綺麗。温度も丁度良くって、4日間の疲れが吹き飛びました。

温泉は川温泉でお湯も綺麗。温度も丁度良くって、4日間の疲れが吹き飛びました。

温泉後にキンキンに冷えたビール!美味しーい!

温泉後にキンキンに冷えたビール!

 

 

 

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