2日目 リシィ山

本日はいよいよポーランド最高峰リシィ山にアタックする日。朝、ホステルで朝食を食べて、バスターミナルに向かう。

バスは、南米でよくあったミニバスのコレクティーボ形式。つまり、タイムスケジュールというものはなく、客が集まり次第、随時出発するというもの。自分たちの場合は、バスに乗ってすぐに客が集まり出発した。

リシィの山頂に到達することができるならば、歩行時間は10時間を超える。体力的な問題もあるけれど、それ以上に最終バスに乗り逃さないよう、時間管理をすることが大切。その気になれば途中にある山小屋やキャンプ場で宿泊することもできるが、登れないかも分からない山のために時間を取って、重い荷物を背負い、高い宿泊料を払う、なんて予定は勿体なくて立てられない。自分たちは軽身でのスピード登山でチャレンジすることにした。

バスの降り口から、モルスキオコという湖まで、約2時間。地図上に記載された歩行時間では3時間かかる道のりだから、なかなかいいペースだったんだろう。途中、我々よりも1日早くリシィにチャレンジし、山小屋に泊まって、これから街に帰るらしい登山客とすれ違った。みんなピッケル持ち。やはりまだ雪が深いんだろうか?しかし、使ってはいないのかも知れない。

モルスキオコに隣接する山小屋で休憩する登山客を尻目に、我々はさっさと先を急ぐ。湖を左回りに進んで、滝沿いの登山道を登れば、そこにもまた湖がある。そして、その先にそびえ立つのが、リシィ。
ついに来た。目の前に広がる風景と地図を見比べて、目指すべき頂きと歩くべき道のりを確定する。

湖の縁をぐるっと半周して、岩壁に取り付き…ああ、あそこに先行者がいる。で、そこからは…どう考えても…クランポンなしじゃムリ。日当たりの関係で、そこだけやたらと雪が残っている。傾斜からして、ピッケルも一本じゃなく二本必要じゃなかろうか?とにかく、世界一周婦人と俺の装備では、全く以って歯が立たないだろう。

ただ、逆に吹っ切れた。こうなったら気持ちを切り替えて、のんびり歩くことにする。さっき登ってきた滝沿いの道を下り、モルスキオコの時計回りの続きを歩く。来た時は素通りした山小屋までたどり着くと、ベンチに座ってお昼ごはん。昨日と同じサンドを食べる。
そうこうしていると次第に雲が出てきて、天気も悪くなってきた。登らなくて良かったね、なんて言いながら、歩いてきた道を下り、バスに乗ってザコパネの街へと帰る。リシィ登頂はできなかったけれど、5〜6時間のトレッキングを、いつもより早いスピードで歩いた訳で、なんだかんだ言って疲れた。ホステルに帰ると、ポーランドでの登山お疲れ様会として、チキンカレーを作って食べる。

餌を食べる馬さん。モルスキオコ湖までは馬車で行って時間と体力を節約することもできます。私達は予算が限られているので、パス。

餌を食べる馬さん。モルスキオコ湖までは馬車で行って時間と体力を節約することもできます。私達は予算が限られているので、パス。

こちらがモルスキオコ。簡易のレストランが付いた山小屋があります。

モルスキオコ湖。日曜日。今日も人が多いです。

モルスキオコの岸辺を半周し、更に30分ほど登山道を登れば、もう一つの湖にたどり着きます。目の前にそびえ立つのがリシィ。登山道は雪で覆われており、急角度なので、私達の装備では安全に登れそうにありません。

モルスキオコの岸辺を半周し、更に30分ほど登山道を登れば、もう一つの湖にたどり着きます。目の前にそびえ立つのがリシィ。登山道は雪で覆われており、急角度なので、私達の装備では安全に登れそうにありません。

無念。でもまたいつか夏に帰ってきます。

無念。でもまたいつか夏に帰ってきます。

 

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