1日目 バルセロナ到着!

2週間の農家体験を終えた世界一周婦人と俺。早朝、ついにカサ・ルイサを去る。

2週間もの長きにわたって共に汗を流し、同じ釜の飯を食った仲間同士。もうみんな、別れを惜しみつつ抱き合って、顔全体をぐちゃぐちゃに歪めて号泣し…なんてことはない。

『おいみんな早くしやがれ、ターミネーターが始まっちまう!』とジェシー。実は彼ら、マリアがサラゴサの街まで用事があるのをついでに、みんなで新作映画を観に行くという計画。

『二人は私がグラウスまで送っていくわ、乗って!』とソーリ。

『昨日のスシは最高だったわ。アディオス!』とマリア。

『(みんなで)じゃあねー!』

…てな感じでお別れ。互いに別れに慣れている、ということもあるだろうけど、それにしてもサッパリしていた。その小気味好さが、かえってドラマチックなほど。
で、グラウスから次に向かうのは、大都会のバルセロナ。早朝出発だったせいで乗り換え駅で寝過ごすなどのミスもあったけれど、なんとか到着。

ホステルチェックインは16時。今回のホステル、良くも悪くもかなり斬新。なんと、無人ホステル!到着直前にメッセージを送ると、暗証番号が返信されてきて、部屋に入ることができる。料金は、個別に当てがわれた貴重品ボックスの中に入れておくと、テキトーな時間に回収されるらしい。お釣りは、その貴重品ボックスに返ってくる。

結果から言うと、我々はここで2泊したけれど、全く気に入らなかった。

到着前に一報入れないと、ホステル内に入ることすらできないし、ちょっとした聞きたいことがあっても誰もいない。挙句、『あなた達、まだお金払ってないでしょ!?』みたいなホステル側の勘違いメッセージが送られてきたり。まぁ誰しも間違いは起こすものだし、その勘違いはすぐに解消されたのだけれど、顔さえ見たこともない奴から謝罪のメッセージが送ってこられたって、気分はすぐれない。

それに、セキュリティ的にも不安がある。一度来たことがあったり、誰かから聞いたりしたのならば簡単に入ることができるし、部外者がいたとしてもゲストしかいないんだから見分けられるはずもない。どんな対応策を取ってるんだろうか?

ただ、格安航空会社のような徹底した合理主義は興味深くもあり(しかし別に安くはない)、我々にとっては『これはイカンだろう!』という悪い見本にもなった。清潔で静かだから、雰囲気自体は悪くないし、これで十分だという人もいるんだろう。
さて、ホステルを出た我々が向かったのは、タパス屋さん。朝から何も食べてないし、早朝起床で眠いし、暑いし、ホステルはイマイチだし、また駅を間違えるし、もうフラストレーションが最大限にまで達していたのだけれど、見た目も味も素晴らしいタパスで一気にクールダウン。カウンターに並んだカラフルでファンシーなタパスは、見ているだけでも楽しい。

特に美味しかったものとして、まずはイカめし。たぶんヤリイカと思われるサイズのものに、マッシュルームとイカスミで炊いたごはんが詰まっていて、ボタンエビみたいな太くて甘みの強いエビでフタしてある。見た目も楽しくて、大満足。

そして、マテ貝。ニンニクの風味が効いたオイルをたっぷり使って、蒸し焼きにしてある。日本ではあまり見かけない食材だし、長細くて見た目よりボリュームもあり、こちらも大満足。

バルセロナは海に面した街なので、セカスティージャや周辺の町とは置いてるタパスも全く違い、海鮮が多いのが好対照。値段は見た目に比例して大幅アップだけど、堪能したんだから良しとする。
すっかり満たされた気分になった婦人と俺。時計は既に20時、ぼちぼち暗くなってきたので、もしかしたらガウディ建築群がライトアップしだすかも、なんて期待を込めて、ぶらぶら街歩きする。

色んなバーを覗いて雰囲気を確かめつつ、カサ・バトリョ、カサ・ミラと巡り、ちょうど22時にサグラダファミリア到着。すると同時にライトが点灯し、教会が照らし出される。タイミングばっちり。たまたまなのかも知れないけれど、見物客も少なくて、なかなか楽しめた。

バルセロナのバルへやってきた!

バルセロナのバルへやってきた!カウンターには気になるタパスが一杯。海鮮はお寿司のカウンターのように冷蔵庫のガラスケースに入れられていて、オーダーすると焼きたてを出してくれます。

海鮮を焼いている間に、まずはバケットに乗った出来合いのタパスを頂きます。

海鮮を焼いている間に、まずはバケットに乗った出来合いのタパスを頂きます。

海鮮はお寿司のカウンターのように冷蔵庫のガラスケースに入れられていて、オーダーすると焼きたてを出してくれます。凝りに凝ったイカのご飯詰め、海老で蓋。

凝りに凝ったタパス、イカのご飯詰め、海老で蓋。

マテ貝のガーリックバター炒め。熱々の貝にバターが染み込んで、噛むとジュワーと貝汁が。。美味しいです。

マテ貝のガーリックバター炒め。熱々の貝にバターが染み込んで、噛むとジュワーと貝汁が。。

チーズにアラレを付けて揚げ、ラズベリージャムをタラリと垂らせばタパスのデザートに。

チーズにアラレを付けて揚げ、ラズベリージャムをタラリと垂らせばデザートに。棒付きアイスのような形で、かぶりついて食べられるのが面白いです。

 

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