1日目 モロッコ突入

朝5時起床、ホステルを出て、空港へ向かう。
ついに、スペインを出て、モロッコへ。
ちなみに本編『北欧西欧40日編』と銘打っておきながら、間にアフリカ、モロッコが挟まります。40日では収まらないし。まぁモロッコの後は、フランス、イタリア、スイスにまたがる『ツールドモンブラン』をトレッキングする予定ですし、まぁ、細かい事は気にせんでください。
スペインでの滞在は16日間。数字にしたら長い。しかし、観光らしいことをしたのはバルセロナで1日とちょっとだけ。本当はスペインだけで1カ月くらい過ごしたかったんだけれど、シェンゲン協定の関係でそれも叶わず。ただ、観光メインではなく、ボランティアしながら地元の人々の生活を体験したのは、画期的で面白かった。もう、毎日飲んで食ってで、すっかり太った。モロッコで2週間ほど過ごしたら次はモンブランを一周するトレッキングなんだけど、はたして出来るだろうか?モロッコも飲み食いするために行くようなものだし。
バルセロナから飛行機でモロッコのフェズに到着したのは、朝10時。空港から街までは路線バスに乗る。

今回の宿は、日本人経営ではないのだけれど、日本人に有名で利用者の多い安宿。おっちゃんは親切で、色々な情報を教えてくれる。

『今はラマダン(イスラムの断食習慣)の最中だから、旧市街のお店はどこもやってないよ。まぁラマダンは今夜で終わりだけど、明日もお店はどこも開いてないかな、ラマダン終了日だから。』

え!そうなの?モロッコも、食って食って食いまくるためにきたようなものなのに!でもまだ今日明日で終わりなら良い方か。

『特に明日は、みんな里帰りしたりするし、明日の分の朝ごはん昼ごはんは新市街にある大型モール内のスーパーで買っておいた方が良いかもよ。今日の昼とか夜もどうだろうな…マクドナルドなら大丈夫だぞ。』

マ、マクドナルド!タジンとかクスクスとかエキゾチックなモロッコ料理を食べるためにここまで来たのに、世界中で食べれるアレが、旅人に勧める料理の第一候補?!

なんて、騒いだところで仕方がないのは分かっているから、やり切れない思いは心の中に止めておくことにする。ラマダンなんだもん。2日だけの我慢。
とりあえず、フェズの街歩き。

さすがはアフリカ、日差しの強さが半端ではない。

フェズは、モロッコの古都で、日本で言えば京都のような街。旧市街の入り口には、大きな王宮がそびえている。

『チャイナ?ジャパン?コンニチハ!』と、どこからともなく声がかかる。おお、なんか久しぶりだ、この雰囲気。しかしどうやら客引とかではなく、本当に興味本位というか、下心がない感じ。モロッコは、インドやエジプトに並ぶ『三大ウザい国(客引がしつこく強引なことで有名)』と聞いていたのだけれど、今のところ可愛らしいもの。

それにしても活気がない。雰囲気としては、古都というよりゴーストタウンに近い。商店街を歩いても、開いてる店はわずかで、店員もなんだか目が虚ろ。ラマダンで食べてないからだろうか?それに暑いし。
これはもう、旧市街でのモロッコ料理は期待できないなと諦め、宿のおっちゃんの言う通り、新市街にある大型モールへ行くことにする。

モールの中にはフードコートもあるんだけれど、開いてる飲食店はピザハットとバーガーキングだけ。おっちゃんオススメのマクドナルドは、モールの中ではなく隣の建物なので、もうバーガーキングでいっか、ということになる。

バーガーキングでは、涼しいしネットも使える。どうやら今日は街歩きしても楽しくなさそうなので、割り切ってここで情報収集や予定の調整に当てることにする。バーガーキングでインターネット。モロッコに到着してからモロッコらしいことは何一つできていないけれど、必要な作業に当てるための時間だったと考えれば有意義とも思える。
夜までバーガーキングでインターネット漬け、パンとかフルーツとか、明日の朝と昼のごはんを買い出しし、一旦宿に帰る。

宿のおっちゃんに、どこかオススメのレストランはないか聞いてみたら、『旧市街のレストランはマフィアだよ、ボッタクリで。そうだな…マクドナルドか…ベネチアかな!あそこなら価格も明示してあるし、モロッコ料理もあったはず。』とのこと。

おっちゃん、えらくマクドナルド推しやなと思いつつ、それだけは絶対嫌なので、ベネチアなる店まで行ってみる。まぁ、モロッコでベネチアもどうかとは思うが。

で、ベネチアに到着して、『今はラマダン中だから、タジンやクスクスはないよ。ハンバーガーとかスパゲッティなら…』と店員が口にした瞬間、なんでやねん!と突っ込みそうになったのだけれど、もはや食事にありつけそうなのはここベネチアだけ。幸い、チキンのグリルがあったのでハンバーガーは避けることが出来た。
モロッコ料理にありつくのも楽ではない。

新市街のレストランから宿の前まで帰ってくると、日中はまるでゴーストタウンのようだった旧市街が、あれは嘘だったと言わんばかりに騒がしくなってる。やっぱり夜は活気があるのか!あの静けさは、言ってみればスペインのシエスタみたいなもんだったんだろう。

旧市街の大通りは、人だかりで真っ直ぐ歩くのもままならないくらい。完全にお祭りモードで、屋台なんかも並んでいる。『毎晩こんな感じなのかな?』なんて、その時は思っていたんだけれど、どうやらこの夜は、ちょうどラマダン終了日の、一番盛大な『お祭り』当日だったらしい。宿のおっちゃんからもそれらしい説明は受けていたけど、『ラマダン終了=聖日=お祭り』だとは理解できていなかった。

閑散としたラマダン中のフェズの町。

閑散としたラマダン中のフェズの町。


夜になって日が沈むと、どこからともなく人が集まりお祭り騒ぎ。そう、今夜はラマダン明けだったのだ。

夜になって日が沈むと、どこからともなく人が集まりお祭り騒ぎ。そう、今夜はラマダン明けだったのだ。

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