3日目 熱気球鑑賞

4時半に起床。眠い目をこすりながら、同宿のヒデさん、フランス人のマシューとともに、向かいの丘まで熱気球を見に行く。

カッパドキアの朝は早い。あたりはまだ真っ暗なのに、カフェの前には人だかり。どうやら彼らは、これから気球に乗る人達らしい。むぅ、ちょっと羨ましい。

村の中心から少し離れたところの広場に差し掛かると、なにやらエンジン音が聞こえてくる。そしてゴォっと大きな音がしたと思うと、突然自分たちの真横に、まだ横倒しになった気球が姿を現わす。さっきまで岩だと思ってたんだけど、熱風を吹き込むバーナーの光のおかげで、初めてそれが気球だと気がついた。

5時半。ようやく空が白み出し、気球が次々とテイクオフを始める。よし、我々も日が昇って明るくなる前に丘の上まで行ってしまおうと歩き出す。

6時半、自分たちが見晴らしの良いところまでたどりついた頃には、空いっぱいに熱気球が浮かんでいる。おお、これは見応えがある!カッパドキアのキノコ岩を眺めて朝日を待ってるんだろう、気球は昇ったり降りたりを繰り返している。そして、はるか向こうの山を越えて朝日がついにやってきた。照らされる気球の群れ。この風景は、自然が産み出したというわけではないにもかかわらず、なんとも幻想的で美しい。飛んでる気球が、ちらほら程度だったら、こんな風には思えないんだろうな。100機?それ以上?ともかくこれだけたくさんの熱気球が同時に浮かんでいるからこそ、値打ちがあるんだと思う。

宿に帰って、さすがにまだ眠いので、二度寝。再び起きたのは9時半頃、朝食を食べる。
ギョレメ滞在も既に3日目。めぼしいスポットは概ね見尽くした感じだったので、初日に訪れたローズバレーに再度行ってみることに。

前回と同じルートではつまらないので、今回はバスに乗ってシャブシンという隣村まで行き、そこからギョレメまで戻るコースをとる。

シャブシンの村に到着し、歩き出す前に、食堂に入って軽めの昼ごはん。ピデと呼ばれるトルコ料理を食す。これ、カヌー型したトルコのピザ。野菜チーズタイプと細切れ肉タイプをオーダー。小さな村の冴えない食堂だと全然期待してなかったんだけど、なんとその食堂で作っている窯焼きで、しかも焼きたてのピデが出てきた。ほかほかサクサク、チーズがとろけて美味い。さらに、食堂のおっちゃんがサービスでサラダまでつけてくれた。ラッキー!外食だと野菜が不足しがちなのでありがたい。

16時頃、ようやく太陽が傾いてきたという頃に歩き出す。今回は、スタート地点から既に岩肌がピンク。中に入れる洞窟部屋なんかは少ないけど、景観のダイナミズムはこちらの方が上。そびえ立つ岩壁の裾をトラバースしながら進んでいく。

19時、ついに夕日が沈む時間。婦人と俺は、歩いてる途中に見つけた、最も『カッパドキアらしい』スポットに腰を下ろす。そして、真っ赤に染まっていく岩肌を堪能する。1分だったか2分だったか、本当に美しいのはともかくすごく短い時間。今回は、満足いく夕日を拝むことができた。
夜道を2人、宿まで歩いて帰っていると、『どうしたの?ギョレメかい?乗ってけよ!』と、トルコ人のにいちゃんが我々を車に乗せてくれる。で、村まで着いたら『じゃね、バイバーイ!』と、ピューっと去って行ってしまう。トルコ人の中には、商売っ気ムンムンで近寄ってくる輩も多いけれど、こんな風に純粋な親切心の持ち主も多い。で、そんな親切なトルコ人は、ツーリストが『この人、何か商売で近寄ってきたんじゃ…。』という警戒心を抱いてしまうことも知っているんだろう。だから、逃げるように去って行ってしまうんだと思う。

観光地での親切心は、ハートブレイクな結末を迎えることだって少なくないはず。にも関わらず、こうやって我々を車に乗せてくれた。タフな親切心だと思った。

気球の出発の場所は沢山あるけれども、一番近い場所はギョレメから屋外博物館方面へ歩いて行く途中の道路沿いにあります。ギョレメから15分ほど。気球があまりにも大きいので、最初は一同小さい丘か何かと勘違い…と思ったら気球でした!

気球の出発の場所は沢山あるけれども、一番近い場所はギョレメから屋外博物館方面へ歩いて行く途中の道路沿いにあります。ギョレメから15分ほど。気球があまりにも大きいので、最初は一同小さい丘か何かと勘違い…!

少しずつ膨らませるために、炎をつけたり消したり。形もあいまってカラフルな電球のようです。

少しずつ膨らませるために、炎をつけたり消したり。形もあいまってカラフルな電球のようです。

大きな気球は沢山の人を乗せて…

大きな気球は沢山の人を乗せて…

テイクオフ!

テイクオフ!

そこら中からテイクオフ。

沢山の気球が次々に空へ上っていきます。炎をつけたり消したりしながら風に乗ってゆっくりゆっくり移動していきます。

気球に引っ張り上げられるように、太陽もゆっくりと顔を出します。

気球に引っ張り上げられるように、太陽もゆっくりと顔を出します。

丘の上に上がると、気球を鑑賞する人々に混じって犬の姿。どうやら彼も毎朝ここで気球を鑑賞しているみたい。犬に気に入られた様子の同室のヒデさん。

私達が登った丘の上には、気球を鑑賞する人々に混じって犬の姿。どうやら彼も毎朝ここで気球を鑑賞しているみたい。犬に気に入られた様子の同室のヒデさん。

陶器の町

ギョレメの北部シャブシンは小さな陶器の町。

シャブシンには妖精の煙突と言われる変わった形の岩があります。

シャブシンには妖精の煙突と言われる変わった形の岩があります。

よくよく見れば上の石と下の石には隙間があるんです。何故落っこちないのかが不思議。やはりこれも、地層の柔らかさの違いでこんな形になるそうです。

よくよく見れば上の石と下の石には少し隙間があるんです。何故落っこちないのかが不思議。やはりこれも、地層の柔らかさの違いでこんな形になるそうです。

色の違いもあいまって、妖精の煙突というより、シメジみたいです。

色の違いもあいまって、妖精の煙突というより、シメジみたいです。

シメジ畑。

シメジ畑。

シメジ畑の奥を進めば、レッドバレーの北西部に

シメジ畑の奥を進めば、レッドバレーの北西部に繋がります。

北西部には、バラのように淡いピンク色の、花びらのように薄く繊細な岩を見ることができます。

北西部では、バラのように淡いピンク色の、花びらのように薄く繊細な岩を見ることができます。

レッドバレーの北端部から南端部まで凡そ3km,

レッドバレーの北端部から南端部までゆっくり歩いて凡そ2時間ほど。アップダウンもなく、崖沿いを進むので道に迷う心配もありません。カッパドキアに来た際は、是非レッドバレーをトレッキングしてみてください。

南端部までたどり着くと、ツアー客が沢山いました。ここも夕日にあわせて来るお客さんが多いようです。

南端部へたどり着き、日も暮れはじめます。枯れた葉に沈みかけた陽があたり、一面黄金色に。

谷が赤く染まるのは、夕日が沈む前の本の一瞬ほど。

谷が赤く染まるのは、夕日が沈む前のほんの一瞬ほど。

二人とも元気です!

二人とも元気です!

 

 

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