3日目 テヘランでビザ取り

(注…こちら、ただの旅日記です。ビザ取得のため有益情報は特に載せてません。)

本日は大切なミッションが一つ。それは、今後訪問予定であるウズベキスタンのビザを申請すること。
ただ、その準備として行かなければならない場所が一つ。それは、日本大使館。ウズベキスタンビザを発給してもらうための書類として、日本大使館のレターが必要なのであります。何でそんなもん要るのかね?前科があったらレターすらもらえないとか?よくわからない。でも、日本は法治国家だから、正当な手続きをもってすれば、万人が平等に行政的な処理のもと、レター発給を受けることができる。楽勝。

逆に、そんな紙切れを添付する意味あるのかね?多額の賄賂を渡したものだけが、担当職員の気分の下に、レターの発給を受けられる国もあるんだろうか。

日本がそんな国じゃなくてよかった。日本の行政に対して『アタマが硬い』だの『四角紙面』だの『融通がきかない』だの言う人がいるが、とんでもない。だからこそ素晴らしいのだ。行政が柔軟で良いことなんて、基本的にはレアケース。時と場合によって言動を変える公務員の方が無能(かつての俺)ということを、日本国民は再確認した方が良いだろう。脇は固く!腰は柔らかく!行け、日本の行政マン!

そんな公務員の鏡でいらっしゃるのが、在イラン日本大使館の副大使。レターを受け取った我々のそばに物音もなく寄り添って、『小汚い格好でウズベキスタンビザのためのレターを取りに来る輩はだいたい時間に追われた障害物競走の最中』ということを知ってか知らずか、かなり端的に、しかし職務上省くことはできない注意喚起を授けてくださった。

『初動が肝心だから!何か起こる前に、危険を感じたら迷わず僕の携帯に直接電話して!』

そう笑顔でおっしゃる副大使の笑顔は、まるで菩薩のようですらあった。
そんなこんなで申請のための書類が揃い、タクシーをかっ飛ばして、いざ本丸ウズベキスタン大使館へ。

『ここ、本当に大使館かよ?』

そう思ってしまう僕をお許しください。新築されたばかり、何人もの警備員を雇い、カメラ、携帯、タブレットなど撮影機能を持つ電子機器の館内持ち込みは一切禁止、金属探知機を使い動線を複雑化してテロなどの危険を徹底排除している日本の大使館に比べると、ここはまるで『高槻駅前の中古のマンション』。警備員は1人で、出たり入ったりしても特に何も怒られない。世界一周婦人と俺なんて、巨大なバックパックを担いで入り、『重いしその辺に置いておこっかー。』てな感じでも全然オッケー。

ただ、この点に関しては日本の方が良いとは思わない。むしろ『ビビってやがるなアベ!人から嫌われるようなこと言うからあんな建物が要るようになるんだ!』てな感じ。今はまだ、イラン人みんな親日家だけど、彼の露骨な『親イスラエル』アピールのせいで、『日本人だと?!イランから出て行け!!』みたいな日がいつか来るかもしれない。なんで、日本的な『あっちの顔も立てたいし、こっちの顔も立てたいから、何とか仲良くして下さいよ〜』ポジションを保てなかったのかね。美しい日本を掲げたナイーブな男は、武器屋の操り人形になることで、胃酸の出過ぎを止めたんだろうか。
と、本日の日記は話が脱線しまくり。
ウズベキスタンビザ申請は、2時間待って無事完了。

そう、申請は無事完了。

問題が一つ発生。

受け取りが、通常8日なのに、10日先と言われてしまった!
8日でビザ発給と思って色んな予定を組んでたのに、10日じゃ後がつかえてしまう。本当だったらこのままイラン最高峰のダマバンドに登りに行く予定だった(だからわざわざバックパックを担いでウズベキスタン大使館まで来ていた)のに、急遽キャンセル、前後の予定を入れ替えて先に地方都市巡りをする必要が出てきた。もう、勘弁してくれ!(そのストレスが本日の乱筆を招いたのかも。)
もう当分は戻ることがない予定だった宿に帰って、近所の弁当屋で買った『イラン弁当』を食す。

昨日の日記には『イランには外食文化がない、イラン料理を食べられるレストランがない』と書いたばかりなのだけれど、実は自分たちの泊まる宿の目の前こそ、自分たちが求めるものだった。まさに灯台もと暗し。

3種類のメニューのうち、今回はチキンのトマト煮込みと、レンズ豆と牛肉の煮込みの弁当をオーダー。味はもちろん良いんだけど、何よりすごいのがボリューム。ドカベン状態に米が弁当箱に詰まってる。しかもめちゃくちゃ安い。おかげで大繁盛。これぞ、イラン人の、イラン人による、イラン人のためのイラン料理。
食後、山パッキングを街パッキングに切り替える。てま、ひょうきんで親切だった宿のおっちゃんとにーちゃんと写真を撮り、バスターミナルへと向かう。

とりあえず巡りたい街は、エスファハーン、シーラーズ、ヤズド。先に遠いところまで行って徐々に北上しながらテヘランに帰ってこよう、ということになって、本日の行き先はシーラーズに決定。19時出発のバスに乗り込む。
ちなみに本日も、たくさんのイランの人々と話したり写真を撮ったり。もう、何人もの人が『助けが必要だったらいつでも連絡して!』と連絡先を教えてくれました。特に今日は、日本語を話せるおっちゃんに2人も会った。1990年くらいに日本で働いてたんだそう。

『日本人はみんな優しい!本当に良い人ばかり!』

みなさん、口々にそうおっしゃいます。これは、本当に誇らしいことです。

日本を誇れる自分、誇らしい日本でありたいと思います。そのために精進せねば。

イランの食べ物ご紹介。お茶を飲む習慣があるので、甘いものはなかなか美味しいです。こちらは一口シュークリーム。中身は生クリームがたっぷりと詰まっていました。ヤズドで食べたものが一番美味しかったです。

イランの食べ物ご紹介。お茶を飲む習慣があるので、甘いものはなかなか美味しいです。こちらは一口シュークリーム。中身は生クリームがたっぷりと詰まっていました。ヤズドで食べたものが一番美味しかったです。


イラン人はアイスクリームが大好き。イランオリジナルの味といえば、サフランです。サフランの香りがほのかにします。そしてとっても甘いです。

イラン人はアイスクリームが大好き。50mおきにアイスクリーム屋さんが見つかるほど。イランオリジナルの味といえば、サフランです。こちらはキオスクで購入したアイス。サフランの香りがほのかにします。そしてとっても甘いです。


イランというば、チキンライス。左手、サフランライスの下には鶏の足が一本まるごと入っています。どのレストランでも、チキンライスは安価で食べられます。

イランというば、チキンライス。左手、サフランライスの下には鶏の足が一本まるごと入っています。どのレストランでも、チキンライスは安価で食べられます。大抵、生玉ねぎに、ラバーシュ(パン)付き。ボリュームたっぷりなので、ふたりで一つで十分かもしれません。


私達が見つけたのは地元の人が行列をなしていたホテルから1分のお弁当屋さん。

私達が見つけたのは地元の人が行列をなしていたホテルから1分のお弁当屋さん。今回みたいに、地元の人が集まる安くて美味しい食堂を見つけると、とっても嬉しくなります。いやっほー!


こちらはメロンジュース。美味しいメロンの甘味が口一杯に広がり、なんとも美味です。日本でやったらいくらかかるんでしょう…

こちらはメロンジュース。メロンの爽やかな甘味が口一杯に広がり、なんとも美味です。日本でやったらいくらかかるんでしょう…


ひょうきんなオーナーと、綺麗好きな青年と記念撮影。居心地のいい宿でした。ありがとう。

ひょうきんなオーナーと、綺麗好きな青年と記念撮影。居心地のいい宿でした。ありがとう。さよならテヘラン、また戻ってくるよ。

 

 

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s