1日目 ヤズド

ヤズドに到着したのは朝6時。ターミナルは街外れなので、タクシーを使って中心へ。

運ちゃんオススメの宿にチェックインし、ちょうど相部屋のベッドが2つ空いていたので、そこに入らせてもらう。世界一周婦人が体調を崩し気味だったので、ちょっとゆっくりすることに 。
一眠りしてから、マリへからもらった桃やゴマをまぶしたビスケットみたいなイランのお菓子をブランチみたいな感じで食べて、街歩きに出かける。

自分たちの宿は、この街の見所の一つマスジェデジャーメというイスラム寺院の目の前。自分たちが訪れた時は、閉館時間だったので中には入れなかった。ただ、門の脇でカーペットを広げピクニックしてるイラン人一家がおり、挨拶したら『お茶飲んでけー』って手招きしてくれた。
お茶を一服いただいた後、旧市街の散策。ここヤズドの街並みは、土と藁を練り合わせて作った塗り壁?日干し煉瓦?が特徴。どことなくモロッコの砂漠の街ハシュラビットに似ている。道幅も細く、車は通れないか、通れても一台がやっとなのでほとんど通らない。だからとても静か。また、そんな細い道だから日陰が多くて、比較的涼しく過ごしやすい。路地歩きするだけで楽しいこんな街並みは、なんだか久しぶりかも。

この街で独特なのは、民家に大きな塔が建っているところ。これはバードギールと呼ばれる換気システムの一部。ヤズドの街の地下は地下水が豊富らしく、そこへと続く穴を掘って涼しい空気を家の中に取り込み、熱せられた空気をこのバードギールから外へと出して、快適な気温を保つんだそう。やっぱり数百年も前からある文化なんだろうか?というのも、高さ10メートルはありそうだし、単なる換気ダクトではなく『塔』と呼ぶのがふさわしい存在感。日本人の目には、なんとなく古いものとは映らない立派さがある。
インフォメーションセンターで街の地図をもらったら、旧市街から出て、アミームチャグマークのタキーイェという、イスラム寺院とバザールの複合施設へ。ここではお菓子屋さんなどをさらっと見学しただけで通過し、アーテシュキャデというゾロアスター教の寺院を訪れる。

アーテシュキャデとは火の家という意味らしく、寺院の内部には西暦400年とかそんな頃から絶え間なく燃え続けている炎が祀られている。

正直に言うと、特に感動しない。建物は近代的で荘厳な雰囲気とかはない。炎の前にはガラスが張られているので見づらい。数百年と保たれている炎に対して平身低頭して祈りを捧げる信者や僧侶もいないから、本当にありがたいものなのかどうかわからない。炎に炭はくべてあるけど、基本的にはガスで燃えてんじゃねーの?とか思ってしまう。まぁ、教義としてガス使う事が悪いわけじゃないのかも知れないけど、神秘性は大幅ダウンやわな。
ゾロアスター教寺院から宿へと帰り、キッチンで自炊。イランは食材、特に野菜が安くて助かる。

本日のメニューは、トマトとキュウリの生野菜スパゲッティに、茹でオクラ。同宿の日本人旅行者ユースケくんとユカさんが日本ブランドの醤油を持っておられたので、少し頂いてスパゲッティとオクラにひと垂らし。激ウマ。塩では出ない味の深みとコクに感動。発酵調味料って素晴らしいなと思った。オクラはもう完全に日本の味、味のリトルトーキョー。
食後、マスジェデジャーメがどうやらライトアップされているらしいので、散歩がてら見に行く。青く照らされたタイル張りの塔がとても美しかった。

ヤズドの見所、マスジェデジャーメまでは徒歩1分。

ヤズドの見所、マスジェデジャーメまでは徒歩1分。

モスクは開いていなかったけど、モスクでピクニックをしているイラン人家族にお茶を頂きました。広志郎と莉香はペルシャ文字にすると、このように書くのだそうです。

モスクは開いていなかったけど、モスクでピクニックをしているイラン人家族にお茶を頂きました。広志郎と莉香はペルシャ文字にすると、このように書くのだそうです。

ホテルは、もう一つの見所、旧市街の中にあります。週末だからか人影がなく静か。土壁の町をあてどなく歩きます。

旧市街。週末だからか人影がなく静か。土壁の町をあてどなく歩きます。

バードギールという風の塔。

バードギールという換気システム。今でも現役で使われているそうです。

お散歩

アミームチャグマークのタキーイェ。

ゾロアスター教

ゾロアスター教の寺院。建物自体は最近建てられたのでモダン。

中に入ると、ガラスケースの中で、

中に入ると、ガラスケースの中で、

20~30cmくらいの大きな炭が燃えていました。実に1500年もの間、洞窟の中やモスク、町を変え、守り主を変え、一つの火を守り続けて来たそうです。

20~30cmくらいの大きな炭が燃えていました。実に1500年もの間、洞窟の中やモスク、町を変え、守り主を変え、一つの火を守り続けて来たそうです。

夜のライトアップされたマスジェデジャーメ。

夜のライトアップされたマスジェデジャーメ。

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モスク内を駆け回っていた子供達。

モスク内を駆け回っていた子供達。

夜にも信者の方が沢山おられました。

こののんびりした砂漠の町は心地良くて、長居したくなる雰囲気があります。

 

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