1日目 ダマバンド登山

5時半、3日間に渡って我々を受け入れてくれたホームステイのおかみさんスィマをお見送り。

『起きてくれなくても良かったのに!』

とスィマは言ってくれたけど、やっぱりちゃんとお別れしたかったし、お礼を言いたかったから。
で、もう一眠り。8時過ぎにご主人アブシンと朝食をいただく。

アブシンはあまり英語が話せないんだけど、全身から優しさオーラを発している。今日は、イランにある4種類のパンの話を教えてくれた。しかも、食後に愛犬ハッピーの散歩がてら、近所にあるそれぞれのパンの専門店に案内してくれた。

一番分厚くて表面にウネがあるパンがバルバリ、それより少し薄めでウネのないのがサンギャク、パンというよりナンに近いのがタフトゥーン、紙に近いくらい薄くて全面に緩衝材みたいなでこぼこがあるのがラバーシュ。自分はこのパンの違いを、地域ごとの食文化の違いだと思ってた。でもテヘランでは全部手に入る。まぁ、首都テヘランだから手に入るだけなのかも知れないし、メインディシュによってパンを変えてるみたいだから、結局地域によってパンが変わるのかも知れないけど、どのパンにも専門店があり、どれも家から歩いて行ける距離にある、というのは面白かった。
シャワーを浴びて、荷物をまとめ、出て行こうとしたら昼ごはんまで出てきて、アブシンと一緒に食べる。

そしてついにお別れ。マムヌーン、マムヌーン(ありがとう)と繰り返し、何度も抱擁を交わす。アブシンが言い慣れない感じで『グッドバイ』と小さく言って微笑み、婦人はまた泣いてしまった。
サリという街を目指して昨日は色々動いてたんだけど、天候とか調べなおすと、どうやらダマバンドのコンディションが良いらしく、ここは初志貫徹、色々迷ったけどダマバンドにチャレンジすることに変更。テヘラン西ターミナルからプルールという登山基地になる村を目指す。
17時頃、プルール村に到着。標高2000メートルを超えることもあり、寒い。だ、大丈夫だろうか?不安がよぎる。

村から丘を登ったところにある登山連盟のヒュッテに行くと、連盟長らしき人の部屋に通される。で、明日からダマバンドに登りたい旨を伝え、ここのヒュッテの宿泊料金、ここから登山口までの交通費、アタックキャンプにあるヒュッテの宿泊料金などの説明を受ける。平日だし、そろそろシーズンも終わりかけてるし、イラン人登山者が皆無で、時間的にも余裕があるんだろう、色々と詳しく説明してくれた。特に、ここプルールから登山口までの交通費について頭を抱えていると、『明日は荷揚げのトラックがあるから、それに乗りなさい。』と格安でアレンジしてくれた。もしかしたらボッタクられるかも?くらいの覚悟で話を聞いてたのに、むしろ色々と親切にしてくれた。まぁ、運が良かったのはあるだろうけど、やっぱりイラン人は優しい。
個室よりドミトリーの方が安いので、ドミトリーで宿泊。ただ結果的に、ドミトリーを選択したのは婦人と俺だけ。安い値段で広い部屋を占領できた、というわけ。

ヒュッテにはシャワーもついてるらしいんだけど、それは別料金。自分たちは、今朝シャワーを浴びたばかりだし、移動バスに乗っただけなので、今日は浴びないことにする。

あと、調理器具は限られてるし食器はほぼないけれど、キッチンあり。水が豊富で、しかもガスが使えるなんて、これほどありがたいことはない。おかゆを作って夕ごはんに食べる。

朝ごはん。食べ物を指差してアブシンからペルシャ語を習います。今朝出たパンは4種類。私達がパンの名前を覚えられずオロオロしていると、『散歩して見に行ってみるかい?』とアブシンから提案。

朝ごはん。食べ物を指差してアブシンからペルシャ語を教えて貰います。今朝出たパンは4種類。私達がパンの名前を覚えられずオロオロしていると、『散歩して見に行ってみるかい?』とアブシンから提案。犬の散歩がてら、近所を散策することに。

最初に見に行ったのは

最初に見に行ったのは一番分厚いバルバリ。

こんな風に胡麻がついているものも。

こんな風に胡麻がついているものも。モッチリして外はカリカリ。朝ごはん、クリームとジャムをこのパンにつけて食べると美味しかったです。

こんな四角い形のものがサンギャク。ディジィのスープにちぎっていれたのがこのパンです。

こんな四角い形のものがサンギャク。ディジィのスープにちぎっていれたのがこのパンです。

これはタフトゥーン。丸い形が目印です。

これはタフトゥーン。丸い形が目印です。

一番見ていて面白かったのが、ラバーシュを作っているところ。良く伸びる生地を二人で伸ばし熱々の鉄板の上へ。15秒焼いたら出来上がりです。アルメニア原産のこのパン、ハーブ等を巻いて食べます。

一番見ていて面白かったのが、ラバーシュを作っているところ。良く伸びる生地を二人がかりで伸ばし熱々の鉄板の上へ。15秒焼いたら出来上がりです。アルメニア原産のこのパン、ハーブ等を巻いて食べます。

シィマ、アブシン。暖かいおもてなしをどうもありがとう。日本で山に一緒に登れたらいいなぁ。

シィマ、アブシン。暖かいおもてなしをどうもありがとう。日本で山に一緒に登れたらいいなぁ。

ダマバンド山、登頂のための第一キャンプ場、プルール村へは西バスターミナルから出るサリー行きのバスを途中下車。

ダマバンド山、登頂のための第一キャンプ場、プルール村へは東バスターミナルから出るサリー行きのバスを途中下車。

ダマバンドにある全てのキャンプ場は、ガイド連盟によって運営されています。

ダマバンドにある全てのキャンプ場は、ガイド連盟によって運営されています。

部屋はこんな感じ。なんとWi-Fiがあり、テヘランよりも快速でした。山に登っている間、荷物を無料で預かっておいて貰えます。

部屋はこんな感じ。なんとWi-Fiがあり、テヘランよりも快速でした。山に登っている間、荷物を無料で預かっておいて貰えます。

 

 

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s