2日目 サマルカンド観光

サマルカンド2日目。昨日、宿の引越しを画策してみたものの、やっぱり取りやめにして、バハディールに連泊することに決定。第一の理由は、ホットシャワーが出たから。第二に、洗濯物が出来たから。住めば都、とはまさにこの宿の事で、片田舎にある廃校みたいな宿の佇まいも、慣れてしまえば悪くない。

朝食は、パン、たまご、サラミ、チーズなど、可もなく不可もないスタンダードな感じ。ここに来てようやく、ヒヴァの宿アリベックの朝食が豪華すぎたんだと思い知る。

中庭でインターネット(思っていたより快調につながる)してると、宿の娘さんがお茶とかスイカとか出してくれる。スタッフは英語が得意とは言えないけれど、こちらが言いたい事は察してくれるから、それで十分。居心地のいい距離感を保ちつつ気遣ってくれるのがありがたい。
さて、それでは観光開始。まずはシヨブバザールに向かって大通りを北へ進む。途中、左手にビビハニムモスクが見えてくる。これはかつてティムールが世界一巨大なモスクを目指して作らせたものだという。ただ、急造しすぎたこと、当時の建築技術からすると巨大すぎたことなどから、完成から程なくして崩落が始まり、次第に誰も訪れなくなって、廃墟と化してしまったらしい。現在はもう完全に修復されていて、綺麗なもの。でも、廃墟のモスクも見てみたかったかな。きっと諸行の無常にビリビリしただろう。

ビビハニムモスクの横にあるのがシヨブバザール。けっこうでかい。しかしでかい割には人が少なく、閑散としてる。太陽光やホコリから守るためか、商品を布でカバーしちゃってるし。ヒマな時間に行っちゃったのかな?

お土産屋さんの集まる一画は面白くなかったけど、地元民が集まる食料品コーナーは面白かった。キャベツを唐辛子で漬けたピクルスつまりキムチみたいなものがあったり。あと、焼きたてのサマルカンドナン。昨日レストランで食べたものはイマイチだったけど、さすがに焼きたてはいい匂いがして美味そうだった。
シヨブバザールを出た後は、さらに北東へと進んでシャーヒズィンダ廟群へ。『群』とつくくらいだからたくさんの廟があって、しかも一列に並んでいる。我が故郷奈良で例えるなら、東大寺大仏殿の北西角から二月堂へと伸びる小道みたいな感じだろうか(何気に故郷の観光PR)。路地裏っぽい静けさに神聖さが相まって独特の雰囲気。これまでたくさんのイスラム建築を見てきたけど、ここは今までにない感じだった。

ちなみに俺、イランに引き続き(トルクメニスタンは駆け抜けただけなので分からないけれど)ウズベキスタンでも大人気です。『チュモン』という韓国歴史ドラマをご存知でしょう?イランやウズベキスタンでは『ジュモン』と発音するみたいなんすが、俺がその登場人物にそっくりなんだそうです。ひどい時は1日何十回と『ジュモン、一緒に写真撮ってくれ!』と頼まれます。頼まれれば良い方、隠し撮りだってしょっちゅうです。まぁ俺だって、民族衣装を着た人がいたらお願いもせず写真にするからおあいこだと思って気にしないんですが、婦人は『失礼だ!』って注意したりします。ただ俺が不思議なのは、俺、もろ、東アジア顏よ?ということ。イスラム建築が立ち並ぶこの風景で一番浮いてる存在よ?写真を撮るなら電信柱の次に邪魔な、ただの観光客よ?それでもみんな撮るわ撮るわ。

自分なりの感覚としては、ウズベク人はイラン人より若干シャイかも。ただ街歩きしてるくらいでは声をかけられないあたり、イランとはちょっと違う。その分グループになると、集団心理が働くのか、ウズベク人は大胆になる。シャーヒズィンダ廟ではもう、こっちのペースなどお構いなしにすれ違うグループから写真撮影を頼まれて、観光するのも一苦労。

しかしまぁ、これも国際的な友情促進、日本人の国際的な地位向上、自分たちが出来る数少ない国際貢献の一つ。世界平和のためと思って、気は長く、鼻の下は短く(?)笑顔でパチリ。
話が大いに逸れたが、ともかく今日の観光はそんなもん。サマルカンド観光で最大の見どころレギスタン広場の内部は、明日タシュケントに向かう前にゆっくり見学するとして、今日は日曜、週末の夜限定でやってる3Dマッピング?ライトアッショーだけ見にいくとしよう。

ショーは20時開始とのことだったので、19時半には到着し広場の真正面、特等席を確保。なんでも、光と音でウズベキスタンの歴史を紹介するという内容らしく、婦人も俺もけっこう楽しみ。

20時。開演せず。あぁ、まあそんなもんやわな、欧米先進国じゃあるまいし。5分や10分遅れたって何もおかしくない。

20時半。さすがに遅いっしょ。しかもなんか立ち見客も減ってきた?恐る恐る広場の警備員に話しかけてみると

『ノー、ショー!』

え?今日は週末じゃん?ウズベク人は英語が喋れない人が多いし、俺らが聞きたいこと伝わってないのかな?もう一人、別の係員に尋ねてみる。

『ショー、キャンセル!』

キャンセルだなんて、んなことあるのかよ?きっと彼も英語が苦手に違いない。もうちょい待ったら始まるんでしょ?もう一人誰かに…とうろついていると、今度は『今日はショーなしだよ』とウズベク人の方から教えてくれた。現実を受け入れたくなかっただけ。残念ながら明日タシュケントに出発するので、ショーはもう見れそうにないな。てか、俺たちの時間を返せ!

霊廟

シャーヒズィンダ霊廟。

建物の密度に驚かされました。左右から迫る青いタイルの建物群、その間隔は5メートル程。

建物の密度に驚かされました。左右から迫る青いタイルの建物群、その間隔は5メートル程。

建物と建物の間も狭く、青いタイルの滝の間を通り抜けるようです。

建物と建物の間も狭く、青いタイルの滝の間を通り抜けるようです。

複雑な浮き彫りのタイルがみられます。

ここでは複雑な浮き彫りのタイルがみられます。

ウズベキスタンの建物はイランのように完璧ではありません。建物が崩れていたり、色が薄くなったり、タイルが剥がれているものも。でも、そこに長い歴史が感じられて、私は好きです。

ウズベキスタンの建物はイランのように完璧ではありません。建物が崩れていたり、色が薄くなったり、タイルが剥がれているものも。でも、そこに長い歴史が感じられて、私は好きです。

巨大な建物に圧倒されるレギスタン広場も良いですが、狭い通路を通り抜け青のタイルに囲まれるこの霊廟が私は好きです。

巨大な建物に圧倒されるレギスタン広場も良いですが、狭い通路を通り抜け青のタイルに囲まれるこの霊廟が私は好きです。

夜の

夜のレギスタン広場。

ショーはキャンセル。

残念ながらショーはキャンセルでした。

 

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