2日目 莫高窟(モーガオクー)

敦煌といえば、莫高窟(モーガオクー)。というか、シルクロードといえば莫高窟と言っても過言ではなく、すなわち我々の旅のハイライトとも言えるのが、莫高窟。

てことで、今日は莫高窟へ行ってきます。
莫高窟へ行くには、事前にインターネットで入場予約をしてクレジットで料金を支払う、というのが定石なんだそう。バルセロナのサグラダファミリアを見に行く時に似てる。しかし情報規制の厳しい中国、なおかつどんなクレジットでも使える訳ではないので、誰もが入場券をウェブで事前購入できる訳ではない。そんな人のために、ちゃんと敦煌の街中に窓口が設けられており、直接そこへ行けば予約購入が出来るようになっている。
朝一番、窓口まで行って莫高窟チケットを予約。相当に混み合うものと思ってたんだけど、全然スムーズに予約することができた。

で、朝食。確かまだ日記には書いてなかったけど、ユイは中国人なので我々をガイドしてくれる。今回の朝食でも、ホステルのスタッフ、同宿の客、道行く人に聞き込みして、美味しい朝食屋さんにいざなってくれた。

そこそこ遅い時間になったこともあって、昼食を兼ねてがっつり。包子(バオズ、日本で言うところの肉まん)と、水餃子を食べる。完全に中華料理。美味い。どこの国の料理も満遍なく美味しく頂いてきたけど、馴染み深い中華料理は食べてホッとする。
そして、いよいよメインイベントの莫高窟へ。

敦煌の街はずれからバスに乗って莫高窟の入り口に到着すると、まずは莫高窟の成り立ちなどについてのビデオ鑑賞。ビデオの上映設備もかなり立派だし、内容自体も大河ドラマ風やCGを駆使したものだったり、なかなか力が入っている。ただ、空調の効いた温かい部屋で、ふかふかの座席に座り、腹具合もちょうどいい、となると、もう起きていられなかったというのが現実でした。

ビデオを見た後、さらにバスに乗って移動し、ついに実物の莫高窟へ。

ここは、各国言語ごとにガイドがいてくれるのがありがたい。我々は日本語、ニールとユイは英語を選択。で、我々以外はみんな中国語。おかげでプライベートツアー状態となった。
96…中心にある大仏、弥勒如来。女性的な装飾がされているのは、当時の女帝である則天武后をモチーフにしているため。

130…こちらも大仏ながら、男性タイプ。弥勒如来。

148…涅槃仏。日本ではあまり涅槃仏を見ないのは何故か?ちょっとコミカル。

244…隋の時代の仏像。これまでのものより古い。

249…南北朝時代。飛天がムキムキのインド人。

428…中央に柱がある、回覧式。

16…経蔵。隠し部屋。

17…広い空間、金箔を貼った内壁。

237…チベットの影響。

248…2人の仏が隣り合って議論してる。

250…中心に柱、切妻屋根、隋。

400とか凄まじい数のある窟のうち、ガイドしてくれるのは8つ、後は入れる窟に勝手に入って見たり(自分たちは、237、248、250を巡った)、別料金を払って見たりする。

窟の仏像はどれも、土を固めてできたもの。なので、日本にある木彫の仏像よりリアリティに欠ける。しかし中には何百年、時には千五百年もの昔に作られた仏像もあり、さすがに圧巻という他ない。

何より、仏教文化の色濃い街で育った人間にとって、およそ一年間ぶりに寺院を訪れ仏像を拝む、それ自体が新鮮というかちょっとした感動だった。正直、キリスト教の絵画とか、イスラム教のタイルは、ストーリーや背景を詳しく理解してないので、どれを見ても違いが分からなかった。しかし仏像はそれなりに分かる。『おお、文殊と普賢!』みたいな。逆に言えば、キリスト教やイスラム教についても、もっと知らなきゃいけない、ということなんだけど。
閉園ギリギリまで莫高窟を楽しみ、敦煌の街まで帰る。で、宿に泊まってるみんなで連れ立ってレストランへ。太めの麺を3センチ平方くらいに刻んだカレーラーメンを食べる。

それにしても中国の人々はみんな優しいし、フレンドリーでオープンだし、純粋で愛らしい。中国に入国した時は、日本人だからという理由で嫌がらせを受けたりするんじゃないか、なんて不安もあったし、それなりの覚悟をしてたんだけど、全然そんなことないどころか、みんな親切で困っているとすぐに助けてくれる。知れば知るほど中国のことが好きになる世界一周婦人と俺なのであった。

それにしても、中国のご飯は美味しいです。今朝は朝ごはんにニラと卵の包子。肉は入っていないのに、ジューシーで美味しいんです。

それにしても、中国のご飯は美味しいです。今朝は朝ごはんにニラと卵の包子。店の奥では店員さんが黙々と肉まんを包み、店の前では湯気を上げる蒸し器。席に着くと直ぐに熱々が食べられます。肉は入っていないのに、ジューシーで安くて美味しいんです。

莫高窟。砂漠の真ん中にそびえる高い砂岩の丘。その削りやすい丘に石窟を掘ってあります。その数400!

莫高窟。砂漠の真ん中にそびえる高い砂岩の丘。その削りやすい丘に石窟を掘ってあります。その数400!どの時代にもここにきて仏像や石窟を掘った姿は、カッパドキアに居た修道士達を思い起こさせます。中学生の頃読んだ井上靖の『敦煌』で描かれた経典が隠されていた部屋も見ることができました。

莫高窟内は写真撮影禁止ですので、広志郎の文章から内容をご想像下さい。

しかしながら莫高窟内は写真撮影禁止ですので、広志郎の文章から内容をご想像下さい。

私達は元気です。

写真ではずっこけていますが、私達は今日も元気です。

 

 

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