2日目 張掖丹霞と大仏寺

張掖(ジャンエ)を観光できるのは本日16時まで、それまでに丹霞地形と大仏寺という二つのビッグアトラクションを巡れるかどうか。
まずは丹霞。朝一番のバスに乗って行くつもりだったのだけど、ターミナルに着くと、第一便はすでに出発済みで次は9時20分という話。こりゃ出鼻を挫かれたとショックを受けるも、気を取り直してそれまで街歩きしてみることに。宝鶏という街が発祥というピクルスやソーセージを巻いたクレープを食べたり、古い街並みを再現した通りを歩いたり、公園に行って中国らしい朝の風景(ご年配が扇子を持ちながら輪になって踊ってる、とか)を見たり、マルコポーロ像の写真を撮ったり、小一時間でなかなか盛りだくさんに楽しんだ。

で、バスに乗り込みいざ出発し、さらに小一時間。張掖の街はずれにある、丹霞地形に到着。

昨日の日記の繰り返しになるけど、簡単に言えば丹霞地形とは、虹のようにカラフルな丘の連なり。んー。書いててイマイチ的を射てない気がする。こういう地形は日本にないから、どういう風に書けば良いか分からない。こちらの山は日本と違ってハゲ山というか、そもそも砂漠だから、でも日本人がイメージする砂漠のようなサラサラした砂の丘ではなくガリガリした岩の丘みたいなので…で、その砂漠のデコボコの表面がシマシマになってる、という。分かりますか?

実はここ、悪評も少なくない。ネットや本で出回っている丹霞地形の写真は加工され過ぎていて、実物を見たときにガッカリする、という話。他にも、よほど天候に恵まれないと美しくないとか、中国にあるから珍しいけど中央アジアではどこにでもあるような風景だとか、そんな噂も聞いた。なので正直なところ、行こうか行くまいか、ギリギリまで迷いに迷っていた。

しかし、行って大正解。実物を見ると、ネットの画像がバカバカしいくらいに加工されているものと分かり、なおかつ加工されたものより実物の方が素晴らしいと感じた。まあ雲一つない青空だったから、かなり天候には恵まれた方だと思うけど。

それにしても、どうしてこんなシマシマができるんだろう。来る前は地層のせいだと思ってたけど、どうやらそうではない。印象としては、地中に溶けていた様々なミネラル分が雨で地表に染み出し、それが結晶化した結果、こんなストライプになったんじゃないか?という感じ。実に興味深い。

丹霞地形はテーマパークみたいになってて、園内4つの見所をバスで巡るシステム。しかし自分たちは時間がないので3つ目をスルー、1、2、4だけの鑑賞となった。それでも大満足。イスタンブールからここまで全て陸路で進んで来て、こんな景色は他にはなかった。ネット上の画像は訂正した方がいいけど、見る価値は十二分にあった。
バスに乗って街まで帰り、今度は大仏寺へ行ってみる。こちらもまた昨日の日記に書いた通りなんだけど、巨大な涅槃仏が有名なお寺。

薄暗いお堂で横たわるお釈迦様。その周りで、師匠の涅槃をあるいは喜びあるいは哀しむ弟子たち。圧倒的な存在感なんだけど、ちょっとコミカルな雰囲気を漂わせているのは、土から造った塑像ゆえにリアルな表現が難しいからだろうか。

しかし自分は興福寺でちょびっとだけ働いてたので、仏像には興味がある方(仏像に興味がない人は、きっとこんなところには来ないだろう)。何で中国やタイではごくごくメジャーな涅槃仏の像が日本にはないんだろうか?寝てる、怠け者に見える?それとも横に長い仏像は場所を取るから?三十三間堂とか、涅槃仏のために造られたような形をしてるのに、何ゆえあえて千手観音を千体も並べることにしたんだろう?日本に帰ったら誰かに聞きたい。
そんな感じでタイムリミット。宿に帰って荷物を受け取り、駅に向かう。目指すは西安。ついにシルクロードも東の端!

丹霞地形の色は気性条件に左右されます。太陽の光が土の表面に直角に当たる時間、つまり朝方か夕方の光。更に言えば、夕焼け時の赤い日差しの中で見ると土の赤色が強調され更に綺麗に見えるのだとか。ちなみにこの写真は朝には影になる方向ですので色が分かりにくいです。

丹霞地形の色は太陽の方向に左右されます。太陽の光が土の表面に直角に当たる時間、つまり朝方か夕方の光が宜しいようです。更に言えば、夕焼け時の赤い日差しの中で見ると土の赤色が強調され更に綺麗に見えるのだとか。ちなみにこの写真は朝には影になる方向ですので色が分かりにくいです。

日の差す方向ですと、この通り。

日の差す方向ですと、この通り。

こんな所をトルコのカッパドキアのように自由にトレッキング出来れば楽しいと思うのですが、丹霞部分には立ち入り禁止になっていました。人が踏みいることで色が変わってしまうのかも知れません。

こんな所をトルコのカッパドキアのように自由にトレッキング出来れば楽しいと思うのですが、丹霞部分には立ち入り禁止になっていました。人が踏みいることで色が変わってしまうのかも知れません。

多いのは赤や黄色。白色や淡い緑色が混じることも。

多いのは赤や黄色。白色や淡い緑色が混じることも。

最後の見所は波のような赤い丘が広がります。絵筆で描いたようなボワリとした赤色は炎を思わせます。

最後の見所は波のような赤い丘が広がります。絵筆で描いたようなボワリとした赤色は炎を思わせます。ジャンエへお越しの際は是非丹霞へ。

さて、ジャンエに戻った一同が向かったのは大仏寺。

さて、ジャンエに戻った一同が向かったのは大仏寺。

中国のお寺には膝をつけてお祈り出来るよう極厚の座布団が置いてあります。フッカフカ。

中国のお寺には膝をつけてお祈り出来るよう極厚の座布団が置いてあります。フッカフカ。

巨大な涅槃仏。どのくらいの大きいかというと、昔近所の子供達が仏のなか中に入って、追いかけっこをしたのだとか。

巨大な涅槃仏、涅槃仏としては中国最大だそうです。取り囲む木造建築は昔は近所の子供達が仏様の中に入って、追いかけっこをしたのだとか。さぁ、ここでタイムリミット。中国の古都、西安へ向かいます!

 

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