3日目 成都のパンダ

『パンダが活発なのは、朝一番だけよ。お腹がいっぱいになると寝ちゃうから。見に行くなら朝一番ね。』

とは、成都っ子のユイから聞いたアドバイス。

ということで、久しぶりに早起きして、パンダ研究所に行ってきました。

研究所到着はおよそ8時半。すでにボチボチ観光客で混み合ってきている。お目当のパンダはいずこ?とりあえず、人の流れに合わせて、奥へ奥へと進んでみる。

しばらく行くと、14号棟だかなんだかという看板が出てきたので、そっちへ行ってみる。すると、薄暗い鉄筋コンクリートの建物の中に、パンダが佇んでいる!

朝一番は活発、だという情報だったけど、パンダ14号はすでに気だるく眠そうな雰囲気。あれ?もっと早く来なければならなかったの?まぁそれはそれで可愛いんだけど。

そこからさらに進むと、フェンスに群がる人だかりを発見。何事かとそこに紛れこんでみると、目の前には山と積まれた竹。ははぁ、さては今からパンダの朝食ショーだなと思って待っていたら、5、6頭の若々しいパンダがゾロゾロと奥から出てきた。

若いパンダ達が、バリバリと音を立てつつ竹を噛み割り、食べるわ食べるわ。その様子を見て興奮する観客。時には複数のパンダが一本の竹を引っ張りあう。これはなかなか見応えがある。

パンダのお食事風景に満足した我々は、赤ちゃんパンダを探して放浪。はたしてそれがどこの棟だったかは覚えてないんだけど、案外すんなり発見できた。

木の柵で囲われたベッドに横たわる、数匹の赤ちゃんパンダ達。そりゃまぁ可愛いこと。『たれぱんだ』なるキャラクターが日本でかつて流行してたけど、あれは子供だましにデフォルメされたものというよりは、リアルなパンダの生態を強調したものだと分かった。

『パンダなんて日本でも見れるじゃん。』

最初はそんな風に思っていた。しかし、これだけのパンダを見れるのは、きっとここだけだろう。バリエーションも豊富で、木の上で寝てるパンダ、じゃれあって取っ組み合いしてるパンダ、お母さんと一緒にいるパンダ、屋外デビューしたばかりのパンダ、いろいろ見ることができた。平均地球人が一生に見るパンダの数の5倍くらいを、この1日で見れたと思う。もちろん可愛いかったし、大満足。

まだまだパンダを見ていたいという気持ちもあったけど、連中ときたらみるみる眠そうになってきやがるし、宿のチェックアウトの時間もあったので、退散。
本日、トルファンから西安まで一緒に旅していたニールとユイが成都に到着する。ユイは現在イギリス国籍だけど、もともとは成都生まれの中国人。

『うちの実家に泊まりなよ!』

というありがたいお話をいただいており、頃合いを見計らって連絡を取ってみる。

『今どこ?ホステル?じゃあ迎えに行くよ!』

ユイのお母さんの携帯に電話しねみると、電話にでたのはユイその人でした。で、半時間ほど待っていたら、お母さんとユイが迎えに来てくれた。なんだかもう、何から何まですみません。

『うちは毎日がお正月みたいなものなのよ!』

とユイ。玄関を開けると、たくさんの人がリビングルームで談笑している。

『ニーハオ、ニーハオ!』

挨拶を交わす世界一周婦人と俺。皆さん、どこの馬の骨とも知らない、薄汚い格好の我々を、快く受け入れてくれる。

ユイの家族はみんな旅行が大好きみたいで、今後我々が旅行する予定の九寨溝と黄龍、西四川(東チベット)などについて色々アドバイスをもらう。特にユイの従兄弟のおにいさんはつい先週だかに西四川へ行ってきたばかりなのだそう。

『なかなか良いコースなんじゃない?』

我々の西四川での旅の予定について説明したところ、おにいさんからお墨付きを頂けた。

夕食は、家から近くにあるオススメのレストランへ連れて行ってもらう。四川といえば、火鍋。たっぷりの山椒が浮かんだラー油とその下に溜まった出汁に、牛の声帯や腸などを放り込んで食べる。もう、汗ダクダク。ちなみに野菜は肉を存分に楽しんだ後、運ばれてくる。海藻みたいなものや、キクラゲなどキノコの類など、コリコリ食感のものがいっぱいで美味しかった。

そんな感じで、中国人家庭にてホームステイ(居候?)させてもらうこととなった世界一周婦人と俺。『仏教源流編』、なかなか濃厚となりそうな幸先の良いスタート。

やって来ましたパンダ基地。

やって来ましたパンダ基地。

パンダ基地の敷地は広大です。基地の端から端まで歩いて30分以上かかります。基地内には笹が生い茂り、大都市の近くにあって、とても静かです。

パンダ基地の敷地は広大です。基地の端から端まで歩いて30分以上かかります。基地内には笹が生い茂り、大都市の近くにあって、とても静かです。

朝のお食事タイム。パンダの入場です!

たまたま通りかかった所にて、パンダ朝のお食事タイムがスタート。パンダの入場です。

と、食うわ食うわ。座り方がおっちゃんぽいわ。

座るやいなやお食事スタート、座り方がおっちゃん。

一本を二匹で奪いあったり。

一本を二匹で奪いあったり。

歯を見る限り肉食っぽいですが、笹しか食べません。

歯を剥きだしにして食べたり。獰猛に見えても、食べているものは笹だけです。

赤ちゃんパンダもおりました。これは、たれパンダにそっくりです。寝ているのですが、たまに手足を動かす赤ちゃんも。

赤ちゃんパンダもおりました。たれパンダにそっくりです。寝ているのですが、たまに手足を動かしたり、舌を出す赤ちゃんも。

あちらには木登りパンダ。私、パンダが木登りできるなんて知りませんでした。

あちらには木登りパンダ。私、パンダが木登りできるなんて知りませんでした。お尻だらーん。

こちらでは何やらパンダ二匹が木を取り合って喧嘩中。双方首根っこや手に噛み付いて争う二匹。

こちらでは何やらパンダ二匹が木を取り合って喧嘩中。双方首根っこや手に噛み付いて争う二匹。

一匹がもう一方を枝へと追い詰めます。180度開脚パンダ。

一匹がもう一方を枝へと追い詰めます。180度開脚パンダ。

細い枝へ追い詰められたパンダ。観客達が息を飲んで見守る中、、

細い枝へ追い詰められたパンダ。観客達が息を飲んで見守る中、、

パンダの重みに耐え切れず枝はしなり、落ちていくパンダ。

パンダの重みに耐え切れず枝はしなり、落ちていくパンダ。

で、最終的に枝が折れて、パンダは台の上へ落ちました。と、折れた枝を食べ出すパンダ。呑気。

最終的に枝が折れて、パンダは台の上へ落ちました。何が起こったのか分からないのか、不思議そうに折れた枝を見た後、その枝を食べ出すパンダ。呑気。

まんまと木から敵を落としたパンダ、上からおちょくっているように見えます。

まんまと木から敵を落としたパンダ、上からおちょくっているように見えました。

一番可愛いかったのがこやつ。ベッドを飛びだし、外出デビューした赤ちゃん達。手足が余りにも短くって二頭身の赤ちゃん!木に手をついて反省中??パンダは何故こんなにも愛らしいんでしょうか。行動がのろのろしているから?手足を使って食べる姿が人間っぽいから愛着が湧くのでしょうか?何にせよ、老若男女、全ての人が楽しめるパンダ基地なのでした。

一番可愛いかったのがこやつ。ベッドを飛びだし、外出デビューしたパンダ赤ちゃん。手足が余りにも短くって二頭身です。木に手をついて反省中??パンダは何故こんなにも愛らしいんでしょうか。行動がのろのろしているから?手足を使って食べる姿が人間っぽいから愛着が湧くのでしょうか?何にせよ、老若男女、全ての人が楽しめるパンダ基地なのでした。

ユイの家族と一緒に火鍋へ。

ユイの家族と一緒に火鍋へ。

火鍋の本場は成都。昔上海で食べたことがありますが、つけダレからして異なりました。成都の火鍋はとても辛いので、取り皿にはその辛さを注ぎ落とすために油を入れます。(赤い缶は火鍋専用油)そこにニンニク、葱、お好みで塩かウースターソースを入れます。

火鍋の本場は成都。昔上海で食べたことがありますが、つけダレからして異なりました。成都の火鍋はとても辛いので、取り皿にはその辛さを注ぎ落とすために油を入れます。(赤い缶は火鍋専用油)そこにニンニク、葱、お好みで塩かウースターソースを入れます。

鍋に入れるお肉も違います。私がシャンデリア 食べたのはスライスされた豚肉や牛肉。本場では喉や小腸といった内蔵を食べます。

鍋に入れるお肉も違います。私が上海にて食べたのはスライスされた豚肉や牛肉。本場では喉や小腸といった内蔵を食べます。

コリコリしていて新鮮で美味しいんです!本場の味をヒーヒーフーフー言いながら、家族で囲んで食べる鍋の美味しいこと。ユイは成都は二年ぶり。『やっぱりこの味が恋しくなるのよね』と。

コリコリしていて新鮮で美味しいんです!ユイは成都は二年ぶり。『やっぱりこの味が恋しくなるのよね』とポツリ。中国は町さ街ごとに名物料理がありますが、成都の名物は間違いなくこの火鍋でしょう。

 

 

 

Advertisements

2 thoughts on “3日目 成都のパンダ

    • 外国でワザワザ動物園に行くのもな〜、なんて思ってたんですが、実際に行ってみると、なるほど行く価値があるものだと実感しました!

      Like

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s