6日目 四川麻雀

午前中、山へでも散歩に出かけようという話だったんだけど、朝寝坊して気がつけばもう日も高く、立ち消えになる。

今日は金曜日。ヨーロッパが生活基盤のユイはなかなか成都の実家には帰って来れないので、今回の久々の帰省に合わせて、たくさんの親戚がこの週末に訪ねてくる予定なんだそう。もちろん、新築のお披露目パーティーも兼ねてるんだろう。

ということで、お引越し手伝いをすることになる。ニール、世界一周婦人と俺で、協力しながらイケアのメタルラックを組み立てる。なかなか楽しい。昼ごはん休憩を挟んで、合計3つも組み立てた。

で、俺はしばらく昼寝。

気がつけばリビングルームが賑やか。行ってみると、すでに親戚一同揃い踏みの様子。

『もうね、いっぱい勝ったんだよ!』

俺が寝てるうちに、婦人はユイの親戚相手に麻雀をしていたらしい。勝った、と言ってもまさか自力ではない。ニールと、ユイの従姉妹のお姉ちゃんを参謀に迎え、アドバイスをもらっていたんだという。まぁ、『参謀からのアドバイス』とはいかにも聞こえがいいのだけれど、もちろん実態は傀儡政権なわけですけど。

ちなみに四川のマージャンは、白発中など字牌がない。さらに易家では、よりゲームをスピーディに回転よく進めるため、マンズもない。で、これは四川に限らず、オスロでヨハンに教えてもらったベトナム式麻雀でもそうだったんだけど、『国士無双』とか『平和』みたいな役もほとんどない(カンしたら良いとか七対子は強いとか、そんな程度)。だからめっちゃシンプル。本場だから難しいとか、そんなことはないらしい。まぁトランプでも、国や地域、ことによっては家庭やグループごとに少しずつルールが違うのと同じなんだろう。日本の複雑難解な麻雀は奥深くてドラマがあるけど、初心者としてはこちらの方がとっつきやすくて楽しめる。

夕食で小休止を経た後に再戦。今度は、ユイの従姉妹のお姉ちゃんと交代で、俺が参謀席に座る。と、同時に負けがこみだす世界一周陣営。俺のアドバイスが悪いのか?いや、ニールだって見てるんだから、そんなはずない。これはひとえに我々の博才のなさだろう。やはり博打はするまい、と心に誓う婦人と俺なのであった。

『ポンっ!!』易家には自動麻雀卓があるのです。なので、息をつく暇もなく延々と麻雀が続けられます。皆の考えるスピードが早すぎて、3人いても追いつきません。中国では家族でやるときにもお金を賭けるんですねぇ~。

『ポンっ!!』易家には自動麻雀卓があるので、一つの回が終わっても息をつく暇もなく延々と麻雀が続けられます。皆の考えるスピードが早すぎて、3人いても追いつきません。ユイは『皆麻雀が好きすぎて、私が帰国しても誰も私と話してくれないの』と浮かない顔。確かに、親戚一同皆夢中。でも一方で、家族で会話なくネットしたり、テレビを見るよりずっと賑やかで楽しいと思う。頭を使うので、ぼけ防止にもなりそうです。

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