9日目 back to chengdu

本日は、ダーイにある易家の新築御殿から、成都のマンション(こちらもなかなかの御殿なんだけど)に帰る。

ということで、世界一周婦人と俺は、ユイのお母さんの車に乗り込む。ニールとユイとはしばしのお別れ。

まぁ、一緒に帰れればそれが一番だったんだけど、まず、我々が九寨溝や黄龍のツアーに向けて準備したかった、そして、ユイのお母さんがコーラスのレッスンがあって帰る予定もあった、なおかつ、大都市成都では例えば『月曜は5から始まるナンバーの車は運転してはならない』みたいな規制がある(渋滞緩和が目的)、などの理由から、我々が先行して、なおかつニールとユイとは別に、成都に帰ることとなったわけ。

成都で待ち受けていたのは、ユイのおばあちゃん。このおばあちゃんが、ホントに可愛らしい。おばあちゃんは中国語しか喋れず、なおかつ我々は中国語がわからないんだけど、なんの躊躇もなく中国語で話しかけてくる。しかも満面の笑みで。

まぁ言葉はわからないけど、言ってることはだいたい分かる。遠慮なく料理を食べろ(またおばあちゃんの作る料理が美味い)とか、お茶を飲めとか、ヤオズ(この地域が特産らしい巨大なミカンでこれまた美味い)を食えとか。中国おもてなし精神の権化のような人だと思った。

昼食を頂いてから、周辺をお散歩。スーパー行ってツアー中に食べるお菓子を買ったり、ショッピングモールにあるユニクロを見に行ったりした。1年を超える旅で、すっかりオシャレに飢えている俺。これまでは、出費を抑えるため、体型にあった服がないため、オシャレに気を遣ってる場合じゃなかったんだけど、ユニクロならば安くて自分に合う服が…という期待は脆くも崩れ去る。高い。感覚としては、日本で買う1.5から2倍くらいする。こりゃ日本までお預けやな、と一気にショッピング熱が冷める。

でもなんで?ユニクロなんて基本的にメイドインチャイナだろうから、日本より安くても不思議ではないくらいなのに。ジャパンブランドには関税的なものがかかるんだろうか?それともユニクロ自体の戦略か?ちょっとがっかりしたと同時に、おかげで無駄な出費から救われたような気もした。よくよく考えたら、そんなにオシャレでもないしね。

夕食は、ユイのおばあちゃん、お母さんと我々の4人でチャイナテーブルを囲む。4人とは思えない、豪華な食事が並ぶ。

品数の多さは、中華料理の特徴の一つだろう。しかし、毎日毎日10品とか20品というおかずがテーブルに並ぶからといって、どうやらその全てを一から作ってるわけではないらしい。

それともう一つ、『中国では出された料理を食べきらず、お腹いっぱいであることを示すためにある程度は食べ残す』というマナー。こうやってホームスティするまでは、なんだかもったいないマナーだな、と思ってたけど、どうやらそういうことでもない。

たくさん残ったおかずは次の日もそのまま出てくるし、ちょっとしか残ってないおかずは食材を継ぎ足したり形を変えたりしてまた出てくる。食べ残したからといって即ポイされるわけではない。

つまりこれ、作り置きや使い回しをフル活用して、存分に食を満喫できるよう周到に準備してある文化なんだと分かった。たくさんの量と種類の料理を作っておけば、自分たち自身も楽しめるし、なおかつ急な来客があっても難なくもてなすことができる。で、残った料理はまた形を変えて次のテーブルに並ぶから無駄にもならない。そういう風に考えると、出された料理を食べきってしまうのは、作り手の負担を全く鑑みないマナー違反だということも分かってくる。なるほど奥が深い。

中華料理は、日本とは全く違うけど、非常に合理的で素晴らしい食文化だと思い知った。

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