3-4日目 バクタプル、そしてさらばカトマンズ

カトマンズ周辺の観光地といえば、近いところではスワヤンプナート(モンキーテンプル)やパシュパティナート(ヒンドゥー寺院)、日帰り遠足の距離でいえば、ボナタート(ネパールっぽいストゥーパ)やパタン(古都)など、いろいろある。

できることならその全てを見て回りたかった。しかし。我々は昨日、カトマンズの旧市街やダルバール広場を訪れて思い知った。地震による文化財被害は、予想よりも遥かにに大きい。

災害復興に少しでも協力したい、あるいは現地状況を日本にレポートしたい、という気持ちはある。けれど、こちとら貧乏旅行。全部は巡ってられない。

ということで、世界一周婦人がガイドブックの中から一箇所だけ選び、そこを訪れることにした。まぁ、心残りがあると言えばその通りだけど仕方がない。カトマンズ滞在を縮めて、ルンビニ入り、インド入りを早めた方が得策と判断する。

一日はカトマンズ圏で残り一箇所の訪問地を選び、後はルンビニ情報、インド情報の収集に充てる。

ちなみにその日の昼食は、タメルにあるネパール料理屋でダルバート。味は、ナムチェのサクラゲストハウス並み。というか、サクラゲストハウスがカトマンズクオリティの料理を出してたんだと驚く。まぁ、さすがに値段はこちらの方がかなり安いけど。

夕食は、宿の目と鼻の先にある食堂で、ベジモモをテイクアウトし、ビールと共にいただきました。美味い。ビールもモモも。
で、翌日。婦人が選んだバクタプルに訪問します。ネパールの古都の一つです。

タメルの南東、真四角の人工的な池の側にあるバス乗り場まで歩いて行って、そこからバスで1時間。距離にすると12キロ程度しかないんだけど、これだけの時間がかかる。車線もなければ信号もない国ってのはネパールだけじゃなくたくさんある。で、みんなプープーうるさくクラクション鳴らしながら走ってる。ルールを作って、みんながそれを守れば、もっと静かでスピーディ、ストレスのない社会になるだろーにね。まぁ、信号を設置するのも、車線を引くのも、タダでは出来ないことだから、『んな事に金をかけてられねー!』と言われればそれ以上何も言えないんだけどね。日本人としては、ひと手間惜しんだせいでかえって勿体無いことになってるようにしか見えなくて。

で、バクタプル到着。ここには、誰もが目を奪われる、釘付けになる絶景、というのがあるわけではない。カトマンズより静かでのんびりした街並みを楽しむ場所。キングカードと呼ばれてる名産のヨーグルトを食べたり、チャイ飲んだり、モモ食べたりしてブラブラ歩く。お土産屋さんのクオリティは、カトマンズよりちょっと高い?婦人は、ピアスなんかにちょっとそそられてた。

街にはいたるところにアートスクールがあって、生徒さん?職人さん?が、一心不乱にマンダラや仏様の絵を描いている。

『ネパール人は、完コピ(完全コピー)が得意なんだね。仏画にはどれも下敷きとなる絵があって、それを一分の狂いもなく写して。』

彼らの絵を見た婦人がそう言った。確かに的を射ている。彼らの完コピ力は、仏画に限らない。カトマンズの日本料理屋の味は、ここがネパールだということを忘れるくらいのクオリティで、中国人や韓国人オーナーがやってる『なんちゃって日本料理屋』とは比べ物にならないレベル。また、タメルに星の数ほどあるアウトドア用品店で売ってるニセアウトドアブランドの服やカバンも、値段からして疑う余地なくニセモノだし『完コピ』とはちょっと違ってロゴ以外はオリジナルに近い商品もあるんだけど、『これ、アリなんじゃん?』と思わせられる。インドと中国という巨大な国に挟まれ、自然環境も厳しい、地理的に恵まれない国であるが故に、ポイントを押さえるとか、そういうことが得意な民族が育っているのかも。

バクタプルもやはり、地震による文化財の破壊は未だに放置されているようだった。カトマンズよりさらにショッキングだったのは、地震によって家を失ったであろう人々の避難テントが、未だところどころに見受けられたこと。半年経って未だに避難生活を余儀なくされてる、というのは、多分もう帰る家がなくなってしまったとか、そういうレベルの問題を抱える人々じゃなかろうか。それも、仮設住宅ですらない、テントだなんて。痛ましい。日本では考えられない。や、日本が恵まれすぎているだけかも知れないが。

昼過ぎ、カトマンズに帰る。で、絆で最後の晩餐。チキンカツ丼と豚の生姜焼き丼を食べる。カトマンズ滞在中、ここで食事しなかったのはわずか1日だけ?それくらい通い詰めた。美味かったっす、大将。

で、荷物を背負って歩いてバスターミナルへと行き、お釈迦様の誕生地であるルンビニに行くため、その玄関口となる街バイワラへの夜行バスチケットを購入。そのままバスに乗り込み出発を待つ。

20時半、ネパール最後の街ルンビニに向けて、いざ出発!

タメル地区で一番美味しいというネパール料理屋さんでお昼ご飯。

タメル地区で一番美味しいというネパール料理屋さんでお昼ご飯。

気に入った近くのカフェのベジモモを40個大人買いして、ビールと一緒に頂く、最高です。ビールの

気に入った近くのカフェのベジモモを40個大人買いして、ビールと一緒に頂く、最高です。格好いい缶のデザインに惹かれて購入した地ビール。スパイシーなモモと良く会う辛口、美味しいです。

翌日、バクタプルへ。

翌日、バクタプルへ。古い都であるバクタプル、カトマンズと建物は似ていますが、街全体に古い木造建築が残っていて雰囲気があって、人が少なくてのんびりできます。いい雰囲気。

バクタプルには中心になる広場が二つあります。一つは高い仏塔のある広場。地震の影響が少なく、かなりの建物が壊れずに残っています。

バクタプルには中心になる広場が二つあります。ここは五重の塔のあるタウマディ広場。地震の影響が少なく、全ての建物が壊れずに残っていました。

仏塔の階段両脇には、人や象の像。

仏塔の階段両脇には、人や象の像。

仏塔の土台部分にのぼることができます。

五重塔の土台部分までのぼることができます。ここに座ってのんびり広場の様子を眺めるのも良さそうです。

もう一つの広場。この広場の中央部分にあった鐘楼は倒壊してしまったそうです。

もう一つはダルバール広場。この広場の中央部分にあったレンガ造りの寺院は残念ながら倒壊してしまったそうです。

でも、広場を取り囲む建物は倒れずに綺麗に残っています。

でも、広場を取り囲む建物は倒れずに綺麗に残っています。

広場から狭い小道に入ると、面白いお土産屋さんがずらり。どこまでいっても同じような店が並ぶカトマンズとは違って、一軒一軒異なる商品が置いてあります。広志郎はネパールの軍用高級ナイフ店に興味津々のご様子。

広場から狭い小道に入ると、面白いお土産屋さんがずらり。どこまでいっても同じような店が並ぶカトマンズとは違って、一軒一軒少しずつ異なる商品が置いてあります。広志郎はネパールの軍用高級ナイフ店に興味津々のご様子。

工房兼ショップになっているお店も。

工房兼ショップになっているお店も。

バクタプルは陶器の町でもあります。

ちなみにバクタプルは陶器の町でもあります。

そんなバクタプルの名物が、素焼きのお皿に入ったヨーグルト、キングカード(ヨーグルトの王様)です。すでに甘くあじつけしてあります。余計な水分を素焼きのお皿が吸うからか、味は濃厚でクリーミー。あと、何故かスモーキーな味がしました。

そんなバクタプルの名物は素焼きのお皿に入ったヨーグルト、キングカード(ヨーグルトの王様)です。すでに甘く味つけしてあります。余計な水分を素焼きのお皿が吸うからか、味は濃厚でクリーミー。あと、何故かスモーキーな味がしました。美味しいです。バクタプルに来たら是非お試しを。

 

 

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