2日目 ゴアでお注射

ヒッピーの聖地と呼ばれる一大ビーチリゾートのゴア、数あるビーチの中の一つパロレムまでやってきた世界一周婦人と俺。

パロレムは、ヒッピーという言葉から連想するイメージとは程遠い。若者がハメを外しに来る、というよりは大人がしっぽりバケーションを楽しみに来る、という感じだろうか。お酒もドラッグもほどほど、乱痴気騒ぎはあまりないらしい。自称パーティレアアニマルな我々にはちょうどいい。

とはいえパロレム、ビーチリゾート。よっしゃそしたら俺らもビール飲んでビーチ行って泳ぐかー!…という訳にはいかない婦人と俺。今日は、婦人の狂犬病ワクチン接種、4回目(ちなみに2回はリシュケシュ、1回はハイデラバード)なので、病院に行かなければならない。で、注射したら日本なら『お酒飲んだり海に入ったりはしないでくださいね』と言われるだろーと予想して、安静に過ごすこととなった。ま、インドの病院だったら『お酒も海もノープロブレム!』って言われそーだけど。

運悪く今日は日曜日。ビーチから近い小さな病院は閉まっており、幹線道沿いの公立病院まで歩かなければならない。あ、暑い。ビ、ビール。飲むまいと誓った決心はもはや遠い日の記憶。

『こーちゃんは我慢しなくていいよ。りかは…ひと口だけでいいから。』やった!ってかあんたも飲むんかい!でもこれが日本だったとして、先生から『お酒も海もダメですよ』と諭されたとしても、ビールならひと口くらいオッケーということにするだろう。だからオッケー。

日曜日の呪縛(大げさ)はまだまだ続く。ようやくの思いで病院にたどり着くも、長蛇の列。他の患者も我々と同じ理由でここまでやってきてるんだろう。挙句、日曜日だから出勤職員が少なく、普段はいるはずの『順番待ち患者に整理番号を発券する係」がいないらしい。いつもならば自分の番が呼ばれるまで席で待っておけばいいところ、今日は立って並んで待たねばならない。これもバックパッカーに課された宿命的試練なのか?少なくとも、年に一度の有給休暇で来たわずか1週間だけの滞在の一般旅行者ではないんだから、試練というよりはむしろイベントとして楽しむしかない。こうやって大げさな日記に出来たわけだし。

てなわけで無事にチクっと注射を終えて、パロレムの中心に戻ったのは、1日で一番暑い14時。バスを降りたらたまたま目の前にあった酒屋でビールをプシャっと一杯やらせていただきました。

インドの北部と南部は雰囲気がかなり違う。例えば北部では肉屋とか肉を扱うレストランになかなかたどり着けないのに対し、南部では牛肉も食える。お酒もそう。北部において飲酒は、ご法度とは言わずとも不道徳、『隠れてこっそり楽しむもの』みたいな感じだったのに、南部では結構オープン。まぁゴアは外国人観光客がたくさん来るからってこともあるだろうし、ポルトガルに占領されてる時代があってキリスト教徒が多いから、ってなこともあるんだろう。

ことパロレムに関して言えば、猿を全く見かけないのに驚いた。買ったばかりのバナナを奪われまいと猿を威嚇するインド人というのは、インドならどこでも見られる風景、つまりかつての日本のカカシのようなもんなんだと思ってたのに。

人の顔つきとか肌の色とか服装とかって北部も南部もそんなに変わらないけど、目にはつかないところなんかは結構違うんだろーな。あ、そーいや文字も違う。北インドの文字はネパールとかチベットと似てるけど、特にハイデラバードあたりの南インドの文字は、丸っこくってジョージア(グルジア)あたりの文字に似てるなって思った。目に見えるところからして違いました。

あとは、日本の病院を想定した自己診断に基づいて、ゆっくり過ごす。海では泳がず、ビーチをのんびり散歩して、ゴミ拾いして、地球環境の改善にちょっとだけ貢献できたようなちょっと良い気分になって、ビールをプシャっと一杯やって。

夕食はタンドリーチキンを食べる。タンドリーチキンって日本じゃインド料理の代表だと思ってたけど、北部では目にすることも少なく、ここに来てようやく口にすることができた。満足。

でも、タンドリーチキンの定義って何なのかね?ガイドブックを開いてみたら、『ヨーグルトとスパイスに漬け込んでタンドリーで焼いたチキン』て書いてある。でもそれ、チキンティッカって料理にもほぼ同じ内容が書いてあるんですけど?違いは骨つきか骨なしか、それだけ。むー食べ比べんとよう分からん。

そして、宿キャンセル騒動の続き。

昨日パロレムに到着し、事前予約していた宿に向かうと、我々が予約していた部屋が別の客で埋まっていて、代わりに水すら出ない宿に入れられ、憤まんキャンセルして出て行き、夜の街をさまよい歩いて新たな宿を探さねばならなくなった、という話です。

あまり愚痴っぽい日記にしたくないので簡潔に言うと、予約サイトから、まるで我々が宿を無断キャンセルしたとのメールが送られてきたのです。で、無断キャンセルの場合は100パーセント我々が料金を支払わねばならない、と書かれている。

おいおい!俺らは無断でキャンセルしたわけじゃない、それどころか我々の予約を反故にしたのはお前ら宿の方だろう!なんなら我々のバケーションを台無しにした慰謝料を払ってほしいくらい(それは強欲)なのに、俺らが金を払わねばならんってどーゆーこと?!と、夫婦揃って怒鳴り込みに行ったわけです。あ、ちょっと愚痴っぽくなってきた。

宿のレセプション担当いわく、キャンセルするにあたっての手続き上、『no show』つまり無断キャンセル扱いの表示がされてしまうけど、それは見た目だけのことであって、キャンセル料などは一切我々にかかってこないとのことだった。もちろんそんなこと言われたって信用できるはずがないので、彼は我々の眼の前で予約サイトのオペレーターに電話し、自分たちに宿代が請求されないよう要求してくれました。で、予約サイトから我々に支払い義務がない旨のメールを送るように頼んだところ、予約サイト電話担当者は『お安い御用で、数分のうちにでもメールを送る』とのことだったので、とりあえずその場は引っこみました。まぁ、『時間を散々ムダにしてくれてありがとう!』とか『素敵なレビューを書いてあげるから楽しみにしといてくれよ!』とか、まるで悪役商会のタレントみたいな嫌味を垂れて。あーあ、結局愚痴っぽくなった。

が、しかーし!実はこの話にはまだ続きがあるんですが、それはまた明日の日記で。

あ、宿の名前?ロココ・ペルトンです。

1km続くパロレムのビーチ。インドとは思えぬ程綺麗に掃除されています。砂もさらさら。

1km続くパロレムのビーチ。インドとは思えぬ程綺麗に掃除されています。砂もさらさら。私達が泊まったのはsan pedru(この宿綺麗でオススメです)ココナッツハットが建っているのは砂浜の上。裸足でビーチまで行けます。

ゴア1本目は一番安いゴアのビール、KINGS。南国らしい爽やかさ。

ゴア1本目は一番安いゴアのビール、KINGS。見た目と違い、南国らしい爽やかさ。

インド的ビーチの風景。サリーを着たまま入る女性にスッポンポンの子供達。

インド的ビーチの風景。サリーを着たまま入る女性にスッポンポンの子供達。

二本目はキングフィッシヤーストロング。どうやら、ゴアは酒税が安いらしく、他の地域に比べてお酒が安いです。更に他の地域ではお見かけしないようなキングフィッシヤーのシリーズ展開も見られました。飲むならゴア。

二本目はキングフィッシヤーストロング。どうやら、ゴアは酒税が安いらしく、他の地域に比べてお酒が安いです。更に他の地域ではお見かけしないようなキングフィッシヤーのシリーズ展開も見られました。飲むならゴア。

夜ご飯、タンドリーチキン。

夜ご飯、タンドリーチキン。

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