3日目 ビリヤニ、バンザイ。

今日は19時のバスで空港に向かって夜を明かし、早朝チェックインのフライトで日本に向けて出発する。

旅らしい1日を送る最後の日。

しかし、あーんまり実感がない。なんか、日本に帰るというより、新しい国へ行くって感じで、楽しみではあっても、旅が終わる寂しさとか悲しさみたいなのは、少なくとも今のところない。まぁ日本に帰っても、旅するように日々を送りたいって思ってるし。

荷物をまとめて、朝9時くらいに宿を出る。で、スーパーに寄って買い忘れてたお遣いなど済ます。

途中、ラッシー屋さんで一杯ひっかける。レストランで飲むラッシーは、不味くはないけど高い。しかし、商店街にあるラッシー専門の店は、安いのに美味い。今回の店は、水を混ぜないピュアヨーグルト、スパイスにはカルダモンもナツメグを使っているという。なるほど濃厚で香り高い。やっぱ色んなとこでラッシー飲んでると、ちょっとずつラッシーの良し悪しが、分かってくる。インドで初めて飲んだ、バラナシのブルーラッシー、や、飲んだというか食べたラッシー、あれはやっぱりラッシーじゃなくてヨーグルトやな。美味しかったし、量と質を考えると高くはなかったけど、食べ物であっても飲み物ではなかった。今なら分かる。

で、今日のメインイベント。

『kayee』というビリヤニ屋さんへ。

色んなところでビリヤニを食べて、すっかりその魅力にハマってしまった世界一周婦人と俺。『kayee』は地元のコーチンっ子から高い評価を受ける名店で、コーチンに来る前からここでマトンビリヤニを食べるのを楽しみにしていた。

ビリヤニはもともと宮廷料理らしいんだけど、婦人の調べによれば、その土地その土地で特色のあるビリヤニが発達し、その土地その土地で有名店があり、そんなビリヤニ目当てで旅するインド人もいる、日本で言えばラーメン的な食べ物へと進化を遂げているらしい。で、ビリヤニばかりを食べ歩き、インド版の食べログみたいなサイトに評価を投稿するご意見番みたいな人もいるんだとか。もちろんここ『kayee』は、そんなビリヤニオタクからの評価も高い。

で、実食。不味いわけなし。特筆なのはマトン(成長した羊)の肉。骨周りの軟骨?ゼラチン質もトロトロになってる。で、臭みは全然なし。ただ、宿のおっさんが『kayeeは最近米が悪くてなー、今は隣の店の方が美味いぞー。』なんて言ってた通り、確かに米粒は割れて砕けちゃってる。それにちょっと脂っこいのがマイナスポイント。

しかし、『kayee』でこんなに美味いのに、おっさんの言葉が本当だとしたら、『kayee』の隣の店『b for byriyani』はどんなに美味いんだろうか?き、気になる。気になり過ぎる!ということで、ビリヤニ屋さんをハシゴ。『kayee』を出て、すぐ隣の店である『b for byriyani』に直行しました。今回はマトンではなくチキンのビリヤニを注文。なるほど確かに米が立ってるし、ライタというヨーグルトサラダもこちらの方が美味い。でもちょっとドライかな?もうちょいしっとり炊いた方が良い気がする。心なしか、米にしみこんだ肉汁は『kayee』の方が上な気がするし。

まー肉の種類が違うから、自信をもってどちらの方が上って判定はできないけど、自分たちの評価としては『kayee』の方が鼻差でリードかな。

でもまぁ、こうやって食べ比べること自体が楽しかったかな、新福菜館と第一旭みたいで。

その後、暑くてたまらん16時くらいまではカフェに避難し、日差しが和らいだ頃合いを見計らって、海沿いを歩く。コーチンと言えば、チャイニーズフィッシュネット。中国式だという巨大な漁の装置を前景に夕日の写真を撮る、というのが一つのツーリストアトラクション。なんだけど、正直ビミョー。ゴミがいっぱい落ちてるし、向こうの海岸にある巨大なクレーンとかもフレームインしちゃうし、あんまりフォトジェニックに見えなかった。

てな訳でチャイニーズフィッシュネットには執着せず、代わりにちょっと小洒落たレストランで最後の晩餐を取ることにする。フィッシュティッカというのを食べた。以前タンドリーチキンを食べた時に、『タンドリーチキンとチキンティッカはどう違うのか分からん』という旨の日記を書いたので、それの魚バージョン、フィッシュティッカをオーダーしたら何かが分かるんじゃないか?と、思ったんだけど、よー分からんかった。タンドリーチキンの魚バージョンって感じで。まー気にしないでおくか。

19時。空港行きのバスに乗り込む。

21時。空港に到着。制服を着たにーちゃんに『あなた達のフライトは明日の朝8時でしょ?5時までは入れないよ。』と門前払いを食らう。ショック!仕方なく、フードコートに入って、椅子を並べてその上に寝て夜を過ごす。我々の旅もエンドロールが始まってる頃合いなのに、それを全く感じさせないシチュエーション。最後の最後までドタバタコメディって感じです。涙。

ビリヤーニ一件目はフォートコーチン老舗の伝説的なビリヤーニ店。

ビリヤーニ一件目はフォートコーチン老舗の伝説的なビリヤーニ店。

私自身正解は知らないけれど、ここのビリヤーニはスパイシーな香りというより豊潤な香り。スパイスを効かせるっていうのはやたらとスパイスを入れることじゃないってことなのかと思いました。いかにマトンの美味しい脂をスパイスで際立たせるか‥という感じでしょうか、奥深い。

私自身正解は知らないけれど、ここのビリヤーニはスパイシーな香りというより豊潤な香り。スパイスを効かせるっていうのはやたらとスパイスを入れることじゃないってことなのかと思いました。いかにマトンの美味しい脂をスパイスで際立たせるか‥という感じでしょうか、奥深い。

隣にあるのがB for biryani.ここも美味しかった。

隣にあるのがB for biryani。ここも美味しかった。

ちなみにこれがチャイニーズフィッシングネット。

ちなみにこれがチャイニーズフィッシングネット。

ネット裏には魚屋さん。ここでお魚を買って、レストランに持ち込むっていうこともフォートコーチンならできるようです。魚の鮮度も悪くなさそう。

ネット裏には魚屋さん。ここでお魚を買って、レストランに持ち込むっていうこともフォートコーチンならできるようです。魚の鮮度も悪くなさそう。この魚屋の横にいる猫は魚食っているからか毛艶がよかったです。

インドラストご飯。

インドラストご飯。

 

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