振り返る⑤、世界の街

1年5カ月の旅で、主にこんな街に行きました。

ブラジリア(ブラジル)、リオデジャネイロ(ブラジル)、カルタヘナ(コロンビア)、パナマシティ(パナマ)、アンティグア(グアテマラ)、ハバナ(キューバ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、プエルトモン(チリ)、チロエ島(チリ)、サンティアゴ(チリ)、マドリッド(スペイン)、ストーンタウン(タンザニア)、イスタンブール(トルコ)、ロドス島(ギリシャ)、サントリーニ島(ギリシャ)、アテネ(ギリシャ)、ヨアニナ(ギリシャ)、テサロニキ(ギリシャ)、クレタ島(ギリシャ)、コトール(モンテネグロ)、ドゥブロヴニク(クロアチア)、ザグレブ(クロアチア)、ブダペスト(ハンガリー)、クラクフ(ポーランド)、ヘルシンキ(フィンランド)、ロバニエミ(フィンランド)、トロムソ(ノルウェー)、オスロ(ノルウェー)、バルセロナ(スペイン)、シャウエン(モロッコ)、フェズ(モロッコ)、エッサウィラ(モロッコ)、マラケシュ(モロッコ)、トビリシ(ジョージア)、ビシュケク(キルギス)、カシュガル(中国)、西安(中国)、成都(中国)、カトマンズ(ネパール)、アグラ(インド)

もちろん上記以外の街や村にもたくさん行きました。細かい場所まで含めてたらきりがないし、行ったけどぱっと思い出せなくてリストから抜けてるものもあると思う(まー6つ選ぶわけだから、それでもいっか、という)んですが、ともかく、ここでは主に、都会的な生活を楽しめたオススメの街を紹介します。つまり、活気のある市場があったりとか、名画を持ってる美術館があったりとか、オシャレなブティックでウィンドショッピングできたりとか、安くてオシャレなカフェがあったりとか、そういったことです。
人の個性と同じで、美しい景観にランク付けすることはできませんが、世界一周婦人と俺でそれぞれ3つずつ、お気に入りの街を選んでみました。

<世界一周婦人的街>

①ブラジリア

土星のよう。

国立美術館はまるで土星のよう。

青い海に沈んだような気分になります。

ドンボスコ聖堂。青い海に沈んだような気分になります。ブラジリアに居たときのブログがこちら→ https://loscaracolesjp.wordpress.com/category/ブラジル/ブラジリア/

物価は高いし自家用車が前提の都市計画だし、全くもってバックパッカー好みの街ではなかったんですが、後にも先にもこんな街はなく、独特の雰囲気で大いに印象に残っています。
何がって、すごい近未来感なんです。特にニーマイヤー建築群が。ひと昔前のマンガや映画が、現実になったみたいなんです。ブラジルという国が、21世紀を牽引するのは我々だ!と気を吐いている姿が目の当たりにできます。事実ブラジルは、21世紀に入ってワールドカップやオリンピックなどビッグイベント目白押しですし。まー色んな歪みは出てるんでしょうけど、国単位で高い目標を設定してそれに向けて進んでいくエネルギーはすごいですね。

 

②ブエノスアイレス(アルゼンチン)

カラフルは街、ボカ地区。

カラフルは街、ボカ地区。

中心街から地下鉄で15分のパレルモ地区。アルゼンチンの個性的なアーティスト達が小さな店を構えます。お洒落な服やアクセサリー、家具やギャラリーなど一日居ても飽きないほど沢山の店があります。

中心街から地下鉄で15分のパレルモ地区。アルゼンチンの個性的なアーティスト達が小さな店を構えます。お洒落な服やアクセサリー、家具やギャラリーなど一日居ても飽きないほど沢山の店があります。ブエノスアイレスにいたときのブログがこちら→ https://loscaracolesjp.wordpress.com/category/アルゼンチン/ブエノスアイレス-アルゼンチン/

タンゴ発祥の地であるボカ地区や、ホワイトタイガーに触れる動物園、オペラハウスを改装した本屋、それに、これまでの旅では見たことなかった、雑貨とかドレスとか絵画とかのアーティストさんの作品を集めたセレクトショップなんかもあったりして街歩きが楽しい。大阪で言う船場とか堀江みたいな洗練された雰囲気を、久しぶりに楽しむことが出来ました。
ケチャップ強盗の聖地?だったりもするみたいですが、自分たちは特にトラブルにも巻き込まれず、楽しめました。

 

③エッサウィラ(モロッコ)

町を歩けば、青いタイルで彩られた路地。

町を歩けば、青いタイルで彩られた路地。

初日、広志郎が捌いた鯖の刺身に、

初日、広志郎が捌いた鯖の刺身。エッサウィラに居たときのブログがこちら→ https://loscaracolesjp.wordpress.com/category/モロッコ/エッサウィラ/

『シェアめし』というのは、長旅してる日本人特有の考え方なんでしょうか?簡単に言うと、キッチンのついてる宿で旅行者同士がお金を出し合い、一緒にご飯を作って食べることです。日本人に有名な宿だったら、みんなで日本食を作って食べます。
エッサウィラはモロッコにある海沿いの街。安くて新鮮な魚が手に入るので、日本人宿『かごめ号』にて、魚介を使ったシェアめしをしこたま楽しんだ訳です。美味かった!
それにエッサウィラは、パンやスィーツも美味しいんです。毎日、『今日は何食べようか?』ってワクワクしながら、ろくに観光もせず過ごしてました。イチジクの形をした不思議なケーキ、あれどうやって作るんだろう?

<俺的街>

①ハバナ(キューバ)

フロリディーダにてヘミングウェイの銅像と。手前に並んでいるのが、フローズンダイキリ。

フロリディーダにてヘミングウェイの銅像と。手前に並んでいるのが、フローズンダイキリ。

写真を撮ってとポーズを決めるご婦人。

写真を撮ってとポーズを決めるご婦人。ハバナにいたときのブログがこちら→ https://loscaracolesjp.wordpress.com/category/キューバ/ハバナ/

 

我々が訪れたのは、アメリカとキューバが国交を正常化しようと始めた、まさにその時。今になって思い返せば、新年あけたばかりということもあって、街とか国全体が、前向きな気持ち、希望で満ちていたような気がします。
ヘミングウェイの縁故地を巡ったりするのも楽しかったんですが、一番はやっぱり地元民の集まるピザ屋へ行って、どこが美味いか食べ比べすることでしょう。他にも、プリンとかソフトクリームとか、観光客が行かないような店をハシゴするのが楽しかったですね。あとは、ラムベースのカクテル飲み比べとか。

 

②サントリーニ(ギリシャ)

サントリーニ島。

サントリーニ島。

夕方になると夕焼けを見る為に人で溢れかえるイアの町。夕日が沈むと一変、人が居なくなります。そこから町中に明かりがともり、、

夕方になると夕焼けを見る為に人で溢れかえるイアの町。夕日が沈むと一変、人が居なくなります。そこから町中に明かりがともり、、サントリーニ島にいたときのブログがこちら。https://loscaracolesjp.wordpress.com/category/ギリシャ/サントリーニ島/

ザ、観光地です。結婚の記念撮影をしに来た中国人カップルと、何組すれ違ったか。古式ゆかしい団体旅行の日本人グループもわんさか。長期旅行してると、こういうシチュエーションは何だか興ざめしちゃうんですが、ここは別。これほどまでに非の打ち所がなく観光地化されていると、こっちもその気にならざるを得ません。京都の舞妓さんみたいな感じですかね?リアリティなんて全くない厚化粧なんだけど、惹きつけられちゃうっていうか。小汚い貧乏バックパッカーの自分たちではありますが、いかにもお金持ちっぽいめかし込んだ中高年旅行者に混ざって、絶景スポットにいって記念撮影したり、夕日を撮ったり、リゾート気分を味わいました。

 

③ザグレブ(クロアチア)

美しい町並みを保つザグレブのメインストリート。

美しい町並みを保つザグレブのメインストリート。

プリトヴィツェ国立公園へも日帰りへ行く事ができます。

プリトヴィツェ国立公園へも日帰りへ行く事ができます。ザグレブに居たときのブログがこちら→https://loscaracolesjp.wordpress.com/category/クロアチア/ザグレブ/

クロアチアの街といえば、ドゥブロヴニクが有名ですが、自分たちが気に入ったのは、むしろザグレブ。首都なんだけど静かで、趣きがあるんだけどギラギラしてない。移動、観光、移動、観光、というサイクルに疲れてちょっと羽を休めたい、そんな時にぴったりな街だと思います。
で、ぜひ立ち寄って欲しいのが、失恋博物館。詳しくは書きませんが、感受性を鷲掴みにされてぐわんぐわん揺さぶられること間違いなしです。日本に巡回展こないかな?てなくらいに気に入りました。

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